ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部(シリア沖)からセヴァストーポリへ帰投した
- カテゴリ:地中海情勢(2018年)

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年6月1日13時8分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は地中海での任務遂行後にセヴァストーポリへ到着した】
本日、セヴァストーポリでは、地中海での任務遂行後に艦隊主要基地へ到着した黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」の歓迎式典が開催された。
遠海ゾーンの海軍常設グループの一員として滞在している間、乗組員は船の護送、単独および艦船支隊としての組織的対潜、対空、対水中工作防衛の課題へ取り組み、海上および空中目標への砲射撃を実施した。
セヴァストーポリで乗組員は、黒海艦隊司令部の代表、将兵の家族、船員、水上艦連合部隊の退役将兵、聖職者に出迎えられた。
アナトーリー・ヴェリチコ2等海佐指揮下の新たなフリゲートの乗組員は、6ヶ月以上の遠距離航海に在った。
休暇の後、乗組員は計画戦闘訓練任務の遂行を続ける。
黒海艦隊のプロジェクト11356Rフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」(494、2016年3月11日就役)は、2017年12月1日頃にセヴァストーポリを出港し、12月2日にはボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。
『インタファクス』より
2017年12月2日2時33分配信
【フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は地中海の海軍連合部隊へ補充された】
2017年12月20日には地中海東部で艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2017年12月20日11時51分配信
【フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」艦上航空隊のヘリコプターは地中海で計画飛行を実施した】
「アドミラル・グリゴロヴィチ」は地中海東部で2018年の元旦を迎えました。
2018年1月6日にはキプロス島のリマソール港へ寄港しました。

1月29日に艦載ヘリコプターの飛行訓練を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部で艦上対潜ヘリコプターKa-27PLの飛行訓練を行なった]
3月2日に地中海東部で各種の演習を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海東部で戦闘演習を行なった]
その後も地中海東部に留まり、アメリカやイギリスなどの艦船を監視していました。
[ロシア海軍地中海作戦連合部隊は地中海東部でアメリカ海軍などの軍艦を追尾している]
[ロシア海軍地中海作戦連合部隊は地中海東部でイギリスのアスチュート級原潜を追尾した]
2018年4月下旬、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」、警備艦「プイトリーヴイ」、「スメトリーヴイ」の4隻は地中海東部で演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と警備艦2隻は地中海東部で演習を行なう]
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート2隻と警備艦2隻は地中海東部で演習を続けている]
5月末、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」は艦載ヘリコプターの訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・エッセン"は地中海東部で艦載ヘリコプターの訓練を実施した]
2018年5月31日、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」と警備艦「プイトリーヴイ」はダーダネルス海峡とボスポラス海峡を通過して地中海を去り、母港セヴァストーポリへの帰路に就きました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と警備艦プイトリーヴイは地中海を去った]
翌6月1日、「アドミラル・グリゴロヴィチ」はセヴァストーポリへ帰投しました。
同じ日にダーダネルス海峡とボスポラス海峡を通過した警備艦「プイトリーヴイ」については触れられていないので、こちらは未だ黒海の海上に居るようです。
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