ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はベトナムのカムラン港を訪れた

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2018年6月3日12時53分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はベトナムへ到着した】
本日、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、中型海洋給油船「ペチェンガ」で構成される太平洋艦隊戦闘艦支隊は、カムラン港(ベトナム)へ業務訪問の為に到着した。
港で開催された支隊の歓迎式典には、ホーチミンのロシア連邦総領事、ベトナム国防省、人民海軍の海軍管区司令部、ベトナム人民軍政治管理総局、国境警備軍管理局、カインホア省の軍管理部及び人民委員会の代表が出席した。
本日、同時に、ロシア艦の港への停泊の保障問題に関する受け入れ側の労務者の打ち合わせが行なわれた。
訪問の枠組みで計画されている主な表敬行事は、カムランで6月4日に開催される。
寄港期間内にロシア及びベトナムの船員の合同スポーツ競技会が開催され、更には、太平洋艦隊戦闘艦支隊の要員の為の地域の歴史的名所へのバス旅行が行なわれる。
ロシア艦船のベトナム訪問は6月6日まで続く。
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)と「アドミラル・トリブツ」(564、1986年2月15日就役)、そして中型海洋給油船「ペチェンガ」(1979年10月1日就役)から成る太平洋艦隊艦船支隊は、2018年5月7日にウラジオストクを出航し、アジア-太平洋地域への遠距離航海へ向かいました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツはアジア太平洋地域への遠洋航海へ出発した]
太平洋艦隊艦船支隊は、ロシア連邦の祝日である5月9日の『勝利の日』(対独戦勝記念日)を日本海で迎えました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツは日本海で対独戦勝記念日を祝った]
同日(5月9日)に対馬海峡を通過し、東シナ海へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツは対馬海峡を通過して東シナ海へ入った]

その後、太平洋艦隊艦船支隊はフィリピン海へ入り、艦載ヘリコプターKa-27PLを使用した演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツはフィリピン海で演習を行なった]
5月22日にカンボジアのシアヌークビル(コンポン・ソム)を訪れました。

太平洋艦隊艦船支隊は5月26日にシアヌークビル(コンポン・ソム)を出航し、カンボジア海軍と合同演習を行なった後、同国を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はコンポン・ソム港(シアヌークビル)を抜錨し、カンボジア海軍と合同演習を行なった]
翌5月27日、隣国タイのサッタヒープ港へ入港しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はタイのサッタヒープを訪れた]
5月28日、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」はサッタヒープで一般公開されました。
[タイを訪問中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツは一般公開された]
5月31日に太平洋艦隊艦船支隊はサッタヒープ港を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はタイのサッタヒープ港を去った]
そして6月3日、隣国ベトナムのカムラン港へ入港しました。

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