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ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦3隻と揚陸艇3隻は沿海地方で上陸演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年6月9日7時55分配信
【航空隊の支援を受けた太平洋艦隊の揚陸艦と揚陸艇は、演習中に沿海地方で海上揚陸部隊を上陸させた】

太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の集合航海の枠組みにおいて、クレルカ岬の海上揚陸射爆場では、揚陸支隊が無防備の海岸へ海上揚陸部隊を上陸させる戦術演習が実施された。

大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」、「ニコライ・ヴィルコフ」、「ペレスヴェート」は、揚陸艇「イワン・カルツォフ」、D-57、D-70と共に、ウラジオストク地域で艦内に海軍歩兵隊員、戦闘車両を受け入れ、揚陸支隊を構成して海上揚陸射爆場への移動を行なった。

仮想敵の沿岸の防御トーチカを制圧した後、揚陸艦は海岸及び「支点」場所へ送り込まれ、「敵」部隊から束縛されない無防備の海岸へ揚陸部隊を上陸させた。
揚陸部隊の上陸は、東方軍管区航空・防空軍襲撃機Su-25及び戦闘機Su-35、更には太平洋艦隊海上航空隊ヘリコプターMi-8の支援を受けた。

演習中、大型揚陸艦及び揚陸艇の乗組員は、艦の沿岸への航海の安全を保障する水路調査チーム、艦隊の補助船海軍歩兵及び航空隊との連携へ取り組んだ。

この演習エピソードには、10隻の戦闘艦艇、5隻の支援船、10機以下の航空機及びヘリコプター、更に150名の海軍歩兵部隊将兵と約30両の車両が参加した。

太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の集合航海は、日本海及びオホーツク海エリアで6月7日から実施されている。
その様々な段階へ、50隻以下の艦隊の水上艦、艇、潜水艦、補助船、更には太平洋艦隊海上航空隊及び東方軍管区航空・防空軍航空機及びヘリコプターの関与が計画されている。



ロシア太平洋艦隊の大規模演習は、2018年6月7日から始まりました。
[日本海及びオホーツク海で実施されるロシア太平洋艦隊の演習には約50隻の艦船が参加する]

6月8日には小型対潜艦4隻、小型ロケット艦2隻とロケット艇2隻による演習が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の小型対潜艦4隻は日本海で対潜演習を行なった]
[ロシア海軍太平洋艦隊の小型ロケット艦2隻とロケット艇2隻は日本海で演習を行なった]

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6月9日には、太平洋艦隊第100揚陸艦旅団に所属する大型揚陸艦3隻と揚陸艇3隻が沿海地方クレルカ岬で上陸演習を行ないました。

大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」(1982年9月28日就役)
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大型揚陸艦「ペレスヴェート」(1991年4月10日就役)
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大型揚陸艦「ニコライ・ヴィルコフ」(1974年7月30日就役)
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揚陸艇「イワン・カルツォフ」(2015年6月11日就役)
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揚陸艇D-57(2007年11月30日就役)
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揚陸艇D-70(1981年7月30日就役)

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3隻の大型揚陸艦は、6月6日にも同じ場所で上陸訓練を行なっていますが、これは、今回の演習のリハーサルだったようです。
[カムチャツカに駐留するロシア海軍太平洋艦隊の海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を行なった]
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