ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンのマニラを訪れた

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年6月9日8時17分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンへ到着した】
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、中型海洋給油船「ペチェンガ」で構成される太平洋艦隊戦闘艦支隊は、非公式訪問の為にマニラ(フィリピン)へ到着した。
本日(6月9日)、訪問計画に沿って艦船支隊指揮官オレグ・コロリョーフ1等海佐は、フィリピン海軍司令部の代表との会合を行ない、その後、同国の一般情報伝達手段の為の記者会見へ参加した。
同日午後、フィリピン共和国、パラオ共和国、ミクロネシア連邦のロシア連邦特命全権大使イーゴリ・ホヴァエフ、戦闘艦支隊指揮官と艦長は、フィリピンの国民的英雄ホセ・リサールの記念碑へ献花した。
その後、マニラ港の大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」でロシア連邦大使の歓迎式典が開催される。
本日には、フィリピン沿岸警備隊及び海軍の将兵がロシアの戦闘艦を訪れる。
ロシア艦船のフィリピン訪問は6月14日まで続く。
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)と「アドミラル・トリブツ」(564、1986年2月15日就役)、そして中型海洋給油船「ペチェンガ」(1979年10月1日就役)から成る太平洋艦隊艦船支隊は、2018年5月7日にウラジオストクを出航し、アジア-太平洋地域への遠距離航海へ向かいました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツはアジア太平洋地域への遠洋航海へ出発した]
太平洋艦隊艦船支隊は、ロシア連邦の祝日である5月9日の『勝利の日』(対独戦勝記念日)を日本海で迎えました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツは日本海で対独戦勝記念日を祝った]
同日(5月9日)に対馬海峡を通過し、東シナ海へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツは対馬海峡を通過して東シナ海へ入った]

その後、太平洋艦隊艦船支隊はフィリピン海へ入り、艦載ヘリコプターKa-27PLを使用した演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツはフィリピン海で演習を行なった]

太平洋艦隊艦船支隊は5月22日にカンボジアのシアヌークビル(コンポン・ソム)を訪れました。

5月26日にシアヌークビル(コンポン・ソム)を出航し、カンボジア海軍と合同演習を行なった後、同国を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はコンポン・ソム港(シアヌークビル)を抜錨し、カンボジア海軍と合同演習を行なった]
翌5月27日、隣国タイのサッタヒープ港へ入港しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はタイのサッタヒープを訪れた]
5月28日、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」はサッタヒープで一般公開されました。
[タイを訪問中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツは一般公開された]
5月31日に太平洋艦隊艦船支隊はサッタヒープ港を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はタイのサッタヒープ港を去った]
6月3日、隣国ベトナムのカムラン港へ入港しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はベトナムのカムラン港を訪れた]
6月6日にカムラン港を出航し、ベトナム海軍と合同演習を行なった後、同国を後にしました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はベトナムのカムラン港を去り、ベトナム海軍と合同演習を行なった]
ベトナムを去った艦船支隊は東へ向かい、6月9日にフィリピンのマニラ港へ入港しました。

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