ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンのマニラを去り、フィリピン海軍と合同演習を行なった

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年6月14日6時32分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はマニラへの非公式訪問を完了し、フリピン海軍の艦と訓練を実施した】
本日、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、中型海洋給油船「ペチェンガ」で構成される太平洋艦隊戦闘艦支隊は、6月9日に到着したマニラ(フィリピン)への非公式訪問プログラムを完了した。
訪問期間中、艦船支隊指揮官オレグ・コロリョーフ1等海佐は、フィリピン海軍司令官及びフィリピン沿岸警備隊司令官との会合を行なった。
フィリピン共和国、パラオ共和国、ミクロネシア連邦のロシア連邦特命全権大使イーゴリ・ホヴァエフ、戦闘艦支隊指揮官と艦長は、フィリピンの国民的英雄ホセ・リサールの記念碑へ献花した。
マニラのロシア戦闘艦を、フィリピンのロシア連邦大使館員、共和国海軍及び沿岸警備隊の将兵が訪れた。
フォート・ボニファシオ海軍歩兵軍団司令部では、ロシア及びフィリピン船員間のサッカー及びバレーボールの親善試合が開催され、戦闘艦支隊の船員の為に、市内の歴史的名所、リサール公園及び国立博物館の見学旅行が用意された。
マニラから出た後、ロシア戦闘艦は、フィリピン海軍の艦と戦術機動及び通信の合同訓練を実施した。
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)と「アドミラル・トリブツ」(564、1986年2月15日就役)、そして中型海洋給油船「ペチェンガ」(1979年10月1日就役)から成る太平洋艦隊艦船支隊は、2018年5月7日にウラジオストクを出航し、アジア-太平洋地域への遠距離航海へ向かいました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツはアジア太平洋地域への遠洋航海へ出発した]
太平洋艦隊艦船支隊は、ロシア連邦の祝日である5月9日の『勝利の日』(対独戦勝記念日)を日本海で迎えました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツは日本海で対独戦勝記念日を祝った]
同日(5月9日)に対馬海峡を通過し、東シナ海へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツは対馬海峡を通過して東シナ海へ入った]

その後、太平洋艦隊艦船支隊はフィリピン海へ入り、艦載ヘリコプターKa-27PLを使用した演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツはフィリピン海で演習を行なった]

太平洋艦隊艦船支隊は5月22日にカンボジアのシアヌークビル(コンポン・ソム)を訪れました。

5月26日にシアヌークビル(コンポン・ソム)を出航し、カンボジア海軍と合同演習を行なった後、同国を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はコンポン・ソム港(シアヌークビル)を抜錨し、カンボジア海軍と合同演習を行なった]
翌5月27日、隣国タイのサッタヒープ港へ入港しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はタイのサッタヒープを訪れた]
5月28日、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」はサッタヒープで一般公開されました。
[タイを訪問中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツは一般公開された]
5月31日に太平洋艦隊艦船支隊はサッタヒープ港を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はタイのサッタヒープ港を去った]
6月3日、隣国ベトナムのカムラン港へ入港しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はベトナムのカムラン港を訪れた]
6月6日にカムラン港を出航し、ベトナム海軍と合同演習を行なった後、同国を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はベトナムのカムラン港を去り、ベトナム海軍と合同演習を行なった]
ベトナムを去った艦船支隊は東へ向かい、6月9日にフィリピンのマニラ港へ入港しました。


[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンのマニラを訪れた]
艦船支隊は6月14日にマニラを出航し、フィリピン海軍と合同演習を行なった後、同国から去りました。
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