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ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海で高射ミサイルを発射した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年6月22日13時28分配信
【北方艦隊の打撃艦はバレンツ海の演習で仮想敵の空中攻撃を撃退した】

ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」は、北方艦隊多種戦力の集合航海の枠組みにおいて、バレンツ海高射ミサイル複合体により空中目標を撃破する戦闘訓練を実施した。

演習の筋書きの下で、艦隊の打撃グループは、様々な高度及び方向からの仮想敵の空中攻撃手段の攻撃を受けた。
艦の戦闘班は、艦上対空防衛兵器~高射ミサイル複合体「ウラガーン」及び「フォルト」により攻撃を成功裏に撃退した。
小型ロケット艦「ラッスヴェート」及び「アイスベルク」から射出されたミサイル標的は全て破壊された。

北方艦隊司令官ニコライ・エフメノフ大将は戦闘射撃が成功裏に実施されたという報告を受け、演習に関わった艦の乗組員の行動に高い評価を与えた。

北方艦隊の艦の集合航海は6月13日からバレンツ海で続けられている。
その様々な段階へ、36隻の戦闘艦、潜水艦、支援船、20機の飛行装置、150基以上の兵器、沿岸ロケット砲及び陸上部隊、海軍歩兵、対空防衛部隊の軍用車両及び特殊車両が関わる。
集合航海の過程で、何度かの試験戦術演習の課題へ取り組み、連合部隊を構成する艦の乗組員の行動を向上させる。

戦闘訓練計画の大部分は既に実行されている。
最終段階では、バレンツ海において、空中、水上及び沿岸目標への砲及びミサイル射撃が実施される。

北方艦隊の艦の戦闘演習実施海域は、民間船舶航行及び航空機の飛行が禁止されている。



ロシア北方艦隊の大演習は2018年6月13日から始まりました。
[ロシア海軍北方艦隊の大演習がバレンツ海で始まった]

演習は、第14対潜艦旅団(セヴェロモルスク基地)に所属する大型対潜艦1隻と、第7水域防護艦旅団第270親衛小型対潜艦大隊(オレニヤ湾)に所属する小型対潜艦3隻の対潜戦闘訓練から始まりました。
[ロシア海軍北方艦隊の対潜艦はバレンツ海で対潜演習を行なった]

その後も、各種の演習が続けられました。
[ロシア海軍北方艦隊の大演習はバレンツ海で続けられている]

6月21日には、第161潜水艦旅団(ポリャールヌイ基地)に所属する潜水艦「カルーガ」(1989年9月30日就役)による水上艦への魚雷攻撃訓練が行なわれました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年6月21日15時14分配信
【潜水艦「カルーガ」はバレンツ海で仮想敵へ魚雷を発射した】

そして6月22日、第43ロケット艦師団(セヴェロモルスク基地)に所属するロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」は、小型ロケット艦から発射されたミサイル標的高射ミサイル複合体「フォルト」及び「ウラガーン」により撃墜しました。

高射ミサイル複合体「フォルト」
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[高射ミサイル複合体S-300F「フォルト」/S-300FM「フォルト-M」]

高射ミサイル複合体「ウラガーン」
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