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ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海で130mm連装砲を発射した

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年6月24日14時19分配信
【北方艦隊の打撃艦はバレンツ海で砲射撃を実施した】
モスクワ、6月24日、インタファクス-AVN

ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」は、北方艦隊の集合航海の枠組みにおいて、バレンツ海で海上および地上目標への砲射撃を実施した。
北方艦隊広報サービスは発表した。

「仮想敵水上艦との砲撃戦と、隠蔽された沿岸施設へ打撃を与える目的での戦闘訓練において、艦の乗組員は汎用砲~2連装砲AK-130による砲撃を実施しました。
現用艦で最も威力の大きい砲を有する駆逐艦アドミラル・ウシャコーフは、目標へ双方の砲塔~艦首及び艦尾から砲撃を行ないました」

日曜日、北方艦隊の代理人アンドレイ・ルジク2等海佐は『インタファクス-AVN』へ話した。

「海上目標への射撃は、補助艦隊の曳船に曳かれた曳航盾船に対し実施されました。
沿岸標的は、ルイバチー半島に位置する射爆場へ設置されました。
双方の艦は砲撃訓練を成功裏に実施し、海上および沿岸目標を指定された正確さで撃破しました」

彼は指摘した。

アンドレイ・ルジクによると、北方艦隊司令官ニコライ・エフメノフ大将は、演習中「マルシャル・ウスチーノフ」に乗っており、集合航海中に遂行された任務の結果に満足の意を表し、乗組員の準備態勢を高く評価した。

集合航海の最後の段階で「マルシャル・ウスチーノフ」「アドミラル・ウシャコーフ」は、対艦ミサイル兵器からの自己防衛へ取り組む。
演習へ参加した残りの艦、潜水艦、船は基地へ戻ると北方艦隊広報サービスは付け加えた。



ロシア北方艦隊の大演習は2018年6月13日から始まり、第43ロケット艦師団(セヴェロモルスク基地)に所属するロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」を始めとして合計36隻の各種艦船が参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大演習がバレンツ海で始まった]

演習は、第14対潜艦旅団(セヴェロモルスク基地)に所属する大型対潜艦1隻と、第7水域防護艦旅団第270親衛小型対潜艦大隊(オレニヤ湾)に所属する小型対潜艦3隻の対潜戦闘訓練から始まりました。
[ロシア海軍北方艦隊の対潜艦はバレンツ海で対潜演習を行なった]

その後も、各種の演習が続けられました。
[ロシア海軍北方艦隊の大演習はバレンツ海で続けられている]

6月21日には、第161潜水艦旅団(ポリャールヌイ基地)に所属する潜水艦「カルーガ」(1989年9月30日就役)による水上艦への魚雷攻撃訓練が行なわれました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年6月21日15時14分配信
【潜水艦「カルーガ」はバレンツ海で仮想敵へ魚雷を発射した】

6月22日、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」は、小型ロケット艦から発射されたミサイル標的高射ミサイル複合体「フォルト」及び「ウラガーン」により撃墜しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海で高射ミサイルを発射した]

同日(6月22日)、「マルシャル・ウスチーノフ」長距離対艦ミサイル「ヴルカーン」を発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海で対艦ミサイル"ヴルカーン"を発射した]

6月23日、北方艦隊司令官ニコライ・エフメノフ提督はロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」に乗って演習を視察しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年6月23日9時0分配信
【北方艦隊司令官はバレンツ海での集合航海へ参加している部隊を視察した】

同日(6月23日)、「アドミラル・ウシャコーフ」バレンツ海超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海で超音速対艦ミサイル"モスキート"を発射した]

そして6月24日、「マルシャル・ウスチーノフ」「アドミラル・ウシャコーフ」は、ルイバチー半島近辺で海上標的と沿岸目標へ130mm砲による砲撃を行ないました。
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AK-130 130mm2連装砲
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