fc2ブログ

給油船イワン・ブブノフはセヴァストーポリへ帰港した

12-0910e.jpg

『中央海軍ポータル(フロートコム)』より
【大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」は母港セヴァストーポリへ戻った】
2012年9月10日

2012年9月7日、黒海艦隊大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」は、約5ヶ月に渡る遠距離航海を終え、母港セヴァストーポリへ戻った。

航海中、給油船は、地中海及び紅海で任務を遂行した。

給油船「イワン・ブブノフ」は、アフリカの角海域で民間船の安全保障任務を遂行する北方艦隊大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」への物資補充を行なった。
その後、大型対潜艦は、紅海で第5の商船団の先導を開始した。

既に地中海「イワン・ブブノフ」は、他の北方艦隊艦船へ燃料と水を補充している。

1000海里以上を航行した給油船が母港へ戻った時、伝統であるパンと塩で迎えられた。

大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」は、4月15日、海賊対処任務に従事するロシア海軍の活動を保障する任務を遂行する為、セヴァストーポリ港を出航した。

プロジェクト1599V大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」は、レニングラード市バルト造船工場で1974年4月20日に進水した。
1975年7月19日、同船は海軍の編制へ加入し、旗が掲揚された。

[主要目]
排水量:22450トン
全長:162.3メートル
幅:21.4メートル
吃水:9.0メートル
最大速力:17ノット
動力装置:ディーゼル、1基の「スルザー」ディーゼル、1軸、9600馬力
航続距離:速力16ノットで10000海里
容量:燃料8250トン、ディーゼル燃料2050トン、航空燃料1000トン、潤滑油250トン、水450トン、飲料水450トン、食料220トン
乗員:93名



[ロシア海軍補給艦ボリス・チリキン級]
12-0910g.jpg
ロシア黒海艦隊所属の大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」は、4月中旬にアデン湾へ向かいました。
[黒海艦隊の給油船イワン・ブブノフはアデン湾へ行く]
[ロシア海軍海賊対処部隊は地中海で合流した]

アデン湾における海賊対処任務を終えた後、地中海へ戻り、今度はセヴェロモルスクから地中海へ遠征する大型揚陸艦3隻などで構成される艦隊合同グループと合流しました。
[ロシア海軍合同艦船グループは地中海東部で元アデン湾海賊対処部隊と合流する]
[ロシア海軍合同艦船グループは地中海東部で洋上補給を行なう]

その後は、地中海で行動するバルト艦隊警備艦2隻に随伴しました。
[ロシア海軍艦船グループは北大西洋と地中海で任務を遂行する]

そしてバルト艦隊警備艦2隻とも別れ、母港セヴァストーポリへ帰ってきました。
12-0910f.jpg
関連記事
スポンサーサイト



コメント

トラックバック