ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはスエズ運河を通過して紅海へ入った

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2018年7月24日18時33分配信
【バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は紅海へ入った】
遠距離航海任務を遂行しているバルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、スエズ運河を通過して紅海へ入った。
以前、警備艦は、地中海のロシア海軍常設作戦連合部隊の一員として滞在し、タルトゥース港及びリマソール港を業務寄港の為に訪れた。
軍事船員は必要な艦内物資を補充し、当直及び見張り勤務から解放された一部の乗組員は沿岸で休養した。
この他、地中海の港では、艦の設備及び機構の計画検査が行なわれた。
現在、ロシア戦闘艦は、意図された任務を遂行する為、紅海をアデン湾海域方向へ通過している。
警備艦は4月15日にバルチースク軍港を去り、地中海のロシア海軍常設作戦連合部隊の戦力の計画ローテーションの枠組みで地中海へ進路を取った。
バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(2009年7月24日就役)は、2018年4月15日に給油船「レナ」(1966年12月28日就役)と共にバルチースク基地を抜錨し、通算6回目となる地中海への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海へ向かった]
その後、バルト海を出て北海へ入り、4月21日にはラマンシュ海峡(英仏海峡)へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過する]
4月23日、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、地中海東部から戻ってくる大型揚陸艦「ミンスク」と北大西洋で会合し、合同演習を実施しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイと大型揚陸艦ミンスクは北大西洋で演習を行なった]
4月26日にはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]
5月5日にキプロスのリマソール(レメソス)港へ寄港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを訪れた]

5月7日にリマソール港を出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを去った]
その後、「ヤロスラフ・ムードルイ」は、地中海東部に滞在しているアメリカ海軍の原子力空母「ハリー・S・トルーマン」を中核とする空母機動部隊を追跡しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアメリカ海軍空母部隊を追尾している]
6月下旬に再びキプロスのリマソール港へ寄港し、6月25日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスのリマソール港を去った]
7月中旬に三度キプロスのリマソール港へ寄港し、7月18日に出航しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロス訪問を終えた]
翌7月19日、「ヤロスラフ・ムードルイ」は、地中海東部で対潜ヘリコプターKa-27PLの飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海東部でヘリコプターの飛行訓練を行なった]
その後、「ヤロスラフ・ムードルイ」はスエズ運河を通過し、7月24日には紅海へ入りました。
今後、「ヤロスラフ・ムードルイ」はアデン湾へ向かいます。
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