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ロシア海軍の次世代フリゲート・プロジェクト22350M(改アドミラル・ゴルシコフ型)の1番艦は2026年に就役する

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『タス通信』より
2018年7月28日12時18分配信
【海軍:近代化されるプロジェクト22350Mの1番艦は2026年の受領を計画している】
サンクトペテルブルク、7月28日/タス通信

近代化されるプロジェクト22350Mフリゲートの1隻目は2026年の受領が見込まれている。
ロシア海軍副総司令官(軍備担当)ヴィクトール・ブルスク中将は報道陣へ伝えた。

「近代化される最初の艦を我々は2026年に受領する予定です」
彼は話した。

ブルスクによると、『北方計画設計局』は既にプロジェクト22350M艦の作成へ着手している。
「フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"と全く同じ艦のシリーズは4隻になります。
更に我々は、より多数の近代化される艦を計画しております。
開発者は『北方計画設計局』であり、今年から作業へ着手します」

彼は話した。

以前、ロシア連邦海軍造船管理部長ウラジーミル・トリャピチニコフは、2025年までの期間に4隻のプロジェクト22350艦の引き渡しが計画されており、その後、このプロジェクトは近代化されると述べた。

その後、ロシア連邦海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフは、2020年までに4隻のプロジェクト22350フリゲート海軍へ引き渡されると述べた。

プロジェクト22350艦の排水量は約5000トンであり、29ノットの速力を発揮できる。
それは特に、ミサイル「オーニクス」及び「カリブル」、更には高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」を装備する。




[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」型]
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート(旧ブログ)]

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ロシア海軍の為の新世代フリゲート、プロジェクト22350は、現在までにサンクトペテルブルク『北方造船所』で4隻が起工され、1番艦は2018年7月28日に就役しました。

1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(417)は2006年2月1日に起工、2010年10月28日に進水し、2018年7月28日にロシア海軍へ引き渡されました。
[プロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

2番艦「アドミラル・フロータ・カサトノフ」(431)は2009年11月26日に起工、2014年12月12日に進水しました。
2018年末に航行試験が始まります。
[プロジェクト22350フリゲート2番艦アドミラル・カサトノフは2018年末に航行試験を開始する]
ロシア海軍への引き渡しは2019年に予定されています。

3番艦「アドミラル・ゴロフコ」は2012年2月1日に起工されました。
ロシア海軍への引き渡しは2020年に予定されています。

4番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・イサコフ」は2013年11月14日に起工されました。
[サンクトペテルブルク北方造船所はプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・イサコフ」(と偵察艦「イワン・フルス」)を起工した]
ロシア海軍への引き渡しは2020年以降になります。

プロジェクト22350の建造は、4番艦「アドミラル・イサコフ」で終了します。


その後は、拡大発展型であるプロジェクト22350Mの建造へ移行する事になります。
[ロシア海軍の将来フリゲート・プロジェクト22350M(超ゴルシコフ型)の排水量は6500トンになる]
[プロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)の拡大発展型となるロシア海軍の次世代フリゲートの開発は進められている]

プロジェクト22350Mは、以前には6500トンと言われていましたが、ロシア海軍副総司令官(軍備担当)ヴィクトール・ブルスク中将によると、約8000トンになるとの事です。
[ロシア海軍の次世代フリゲート・プロジェクト22350M(改アドミラル・ゴルシコフ型)の排水量は約8000トンになる]

プロジェクト22350Mの設計作業は今年に始まり、1番艦は2026年にロシア海軍への引き渡しが予定されています。
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