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ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31は悪天候下で飛行訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年7月31日7時15分配信
【カムチャツカの太平洋艦隊海上航空隊の戦闘機MiG-31乗員は極限の気象条件下でのフライトへ取り組んだ】

カムチャツカ半島では、様々な気象条件において対空防衛戦闘当直に就く太平洋艦隊海上航空隊独立混成連隊戦闘機飛行士の計画訓練が続けられている。

現在、地域の天候は、先週に南オホーツク海を通過したサイクロンが確定している。
困難な気象条件下で計画訓練中の高空迎撃戦闘機MiG-31乗員は、フライトを学習している。

極限の気象条件という設定下で、昼も夜もMiG-31乗員は低い雲での離着陸、視界が悪い状態で計器を使用した戦闘機の操縦術、更には編隊での連携へ取り組んだ。

練習飛行には、戦闘機MiG-31乗員6名が関わった。



[高空迎撃戦闘機MiG-31(ロシア太平洋艦隊)]
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カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場には、太平洋艦隊海軍航空隊迎撃戦闘機MiG-31(第865独立戦闘機航空連隊)が駐留しています。

エリゾヴォ基地
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エリゾヴォ基地MiG-31
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このMiG-31は、元々はロシア防空軍に所属していたのですが、防空軍空軍と合併した後の1998年7月1日に海軍航空隊へ移管されました。
(第865独立戦闘機航空連隊は1989年にSu-15からMiG-31へ機種改編)

現在は、約30機のMiG-31が配備されています。


なお、MiG-31を開発したロシア航空機製造会社『ミグ』は、MiG-31の後継機MiG-41の開発に着手しています。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年6月14日9時59分配信
【ロシアはMiG-31を代替する新たな迎撃戦闘機の開発を始めた】

ミグ社は、MiG-31を代替する「遠距離迎撃将来航空複合体」の概念設計を行なっています。

MiG-41は、単なるMiG-31の改良発展型ではなく、全く新しい設計の迎撃戦闘機となります。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年8月22日17時17分配信
【迎撃戦闘機MiG-41は宇宙で動作できる】
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