ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは北大西洋で演習を開始した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年8月9日14時59分配信
【北方艦隊の艦は北大西洋で対空防衛及び対潜防衛の訓練を実施した】
本日、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」及び大型対潜艦「セヴェロモルスク」で構成される北方艦隊戦闘艦支隊は、大西洋北部で戦闘演習任務を遂行した。
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」乗組員は、兵器及び機器装置の戦闘動作の準備状態を点検する対空防衛に関する訓練を実施し、大型対潜艦「セヴェロモルスク」乗組員は、対潜ヘリコプターKa-27を使用する対潜任務へ取り組んだ。
前日、北方艦隊戦闘艦支隊はラマンシュ海峡通過を完了した。
海上を移動する乗組員は、計画戦闘訓練を継続する。
主な重点は、要員の兵器及び機器装置を使用する活動への取り組みとなり、海上で遭難したという想定下の船を援助し、ダメージコントロールの演習を実施する。
現在、艦は大西洋海域で遠距離航海任務の遂行を続けている。
北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市を2018年7月5日に出航してから、北方艦隊の戦闘艦は5000海里以上を走破した。
彼らは、クロンシュタット市の主要海軍パレードで北方艦隊を代表し、バルト艦隊及び黒海艦隊の艦と共にバルト海の艦隊間演習へ参加した。

北方艦隊のロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」(2016年12月末に近代化改装完了)及び大型対潜艦「セヴェロモルスク」(1988年1月24日就役)は、『ロシア海軍の日』(7月29日)にクロンシュタットで行なわれる観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、2018年7月4日にセヴェロモルスク基地を出航しました。
[7月29日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊の艦はセヴェロモルスク基地を出航した]
2018年7月15日、『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する他の北方艦隊所属艦と共にフィンランド湾へ到着しました。
[7月29日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊の艦はフィンランド湾へ入る]
7月29日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
観艦式が終わった後、他の北方艦隊所属艦と共にクロンシュタットを去り、8月1日から他の艦隊の観艦式参加艦と共にバルト海で演習を開始しました。
[北方艦隊の原子力水中巡洋艦オリョールはバルト海のロシア海軍演習へ参加する]
演習終了後、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」及び大型対潜艦「セヴェロモルスク」はバルト海から北海へ入り、ラマンシュ海峡(英仏海峡)へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは英仏海峡へ向かった]
8月8日にラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、8月9日から大西洋北部で演習を開始しました。

- 関連記事
-
- ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはアルジェリアを去った
- ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはアルジェを訪れた
- ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った
- ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは北大西洋で演習を開始した
- ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは英仏海峡へ向かった
スポンサーサイト