ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はカラ海へ入った

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年8月13日10時54分配信
【北方艦隊の艦・支援船支隊は北極航海任務遂行の枠組みでカラ海へ入った】
本日、北方艦隊の艦・支援船支隊はノヴァヤゼムリャ群島とバイガチ島の間のカルスキエボロタ海峡を通過し、カラ海で北極航海任務の遂行を続けている。

支隊は、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」、大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」、「コンドポガ」、海洋掃海艦「ウラジーミル・グマネンコ」、砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」、給油船「セルゲイ・オシポフ」、救助曳船「パミール」、サルベージ船KIL-143で構成される。
バレンツ海で北方艦隊の戦闘艦と支援船は、ロシア連邦の経済活動施設に様々な危機的状況が発生した場合の安全を保障する為の演習を実施し、更には北極海域西方でロシア連邦保安庁の境界線上警備艦との連携へ取り組んだ。
この活動への取り組みの間、北極航海旗艦~大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」の艦上からは、艦載ヘリコプターKa-27のフライトが積極的に行われた。
カラ海では、結氷状況のモニタリングへ主な注意が払われる。
北方艦隊支隊は更に、北海航路上へ向かう一連の救助演習の実施を計画している。
北方艦隊の艦・支援船支隊による今度の北極圏航海は8月8日に始まった。
航海は、北方艦隊のコラ多種戦力小艦隊司令官オレグ・ゴルべフ中将の将旗の下で実行される。

艦船支隊には、ノヴォシビルスク諸島までの北海航路ルートの通行、移動ルート上、更には北極圏の島へ配置された北方艦隊部隊駐留所での一連の演習が待ち受けている。

2018年8月8日、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を旗艦とする北方艦隊艦船支隊は、7度目となる北極圏への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は7回目の北極圏航海へ出発した]
[北方艦隊艦船支隊](指揮官オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
海洋掃海艦「ウラジーミル・グマネンコ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」
給油船「セルゲイ・オシポフ」
救助曳船「パミール」
サルベージ船KIL-143
バレンツ海を航行中、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、同海域で操業している漁船のモニタリング及び監視を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフはバレンツ海で漁業監視を行なった]
8月12日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。

[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]
そして8月13日にはカルスキエボロタ海峡を通過してカラ海へ入りました。
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