ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはアルジェリアを去った

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年8月20日17時58分配信
【北方艦隊戦闘艦支隊はアルジェへの業務寄港を完了した】
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」に率いられ、遠距離航海任務を遂行している北方艦隊戦闘艦支隊は、アルジェリア人民民主共和国への業務寄港を完了し、地中海中部へ進路を取った。
大型対潜艦「セヴェロモルスク」とロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」のアルジェ訪問は、8月15日から19日までの5日間に及んだ。
この時に乗組員は、水、燃料、食料の在庫を補充し、更には、大規模な文化プログラムが実行された。
ロシア船員は共和国の首都アルジェ市の名所を見物し、ティパザ市の露天考古学博物館を訪れ、アルジェリア軍将兵とスポーツ競技会を開催した。
北方艦隊司令官ニコライ・エフメノフ大将は、アルジェリア海軍司令官モハメド・ラビ・ハウリ少将との表敬会合を行なった。
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」をアルジェリア人民民主共和国のロシア連邦大使臨時代行オレグ・ルツコフが訪れた。
現在、艦の乗組員は、仮想敵の空中及び水中攻撃からの支隊の複合防衛演習、艦の航行中のダメージコントロール訓練を行ない、海軍技量及び見張り当直勤務の向上に従事している。
艦は、7月5日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市から出航した。
現時点で、彼らは6500海里以上を走破した。
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」と大型対潜艦「セヴェロモルスク」はクロンシュタット市の主要海軍パレードで北方艦隊を代表し、バルト艦隊及び黒海艦隊の艦と共にバルト海の艦隊間演習へ参加した。

北方艦隊のロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」(「055」、1986年11月5日就役、2016年12月末に近代化改装完了)及び大型対潜艦「セヴェロモルスク」(「619」、1988年1月24日就役)は、『ロシア海軍の日』(7月29日)にクロンシュタットで行なわれる観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、2018年7月4日にセヴェロモルスク基地を出航しました。
[7月29日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊の艦はセヴェロモルスク基地を出航した]
2018年7月15日、『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する他の北方艦隊所属艦と共にフィンランド湾へ到着しました。
[7月29日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊の艦はフィンランド湾へ入る]
7月29日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
観艦式が終わった後、他の北方艦隊所属艦と共にクロンシュタットを去り、8月1日から他の艦隊の観艦式参加艦と共にバルト海で演習を開始しました。
[北方艦隊の原子力水中巡洋艦オリョールはバルト海のロシア海軍演習へ参加する]
演習終了後、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」及び大型対潜艦「セヴェロモルスク」はバルト海から北海へ入り、ラマンシュ海峡(英仏海峡)へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは英仏海峡へ向かった]
8月8日にラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、8月9日から大西洋北部で演習を開始しました。

[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは北大西洋で演習を開始した]

8月11日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]
8月15日にアルジェリアの首都アルジェへ入港しました。

[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはアルジェを訪れた]
8月19日にアルジェを出航しました。
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