ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは地中海中部で演習を行なった

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2018年8月23日11時24分配信
【北方艦隊戦闘艦支隊は地中海で演習を実施した】
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」に率いられ、地中海で遠距離航海任務を遂行している北方艦隊戦闘艦支隊は、対潜防衛演習を実施した。
演習中、支隊の一員として加わっている大型対潜艦「セヴェロモルスク」乗組員は、艦上水中音響兵装の助力と、更には対潜ヘリコプターKa-27PSを使用した潜水艦捜索の複合活動へ取り組んだ。
飛行中、ヘリコプター乗員は、投下型水中音響ステーションを使用する捜索活動を実施した。
演習の各段階において、艦の戦闘部署の機雷-魚雷戦闘班は、潜水艦の仮想強制浮上、更には全ての対潜兵装の仮想使用の訓練を行なった。
大型対潜艦乗組員は更に、潜水艦の仮想攻撃からの艦の防衛活動へ取り組み、対潜操艦の要素を実行した。
北方艦隊の艦は、2018年7月5日に主要基地セヴェロモルスク市から出航した。
現時点で、彼らは6800海里以上を走破した。
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」と大型対潜艦「セヴェロモルスク」はクロンシュタット市の主要海軍パレードで北方艦隊を代表し、バルト艦隊及び黒海艦隊の艦と共にバルト海の艦隊間演習へ参加した。
更には、アルジェリア人民民主共和国首都への業務寄港を行なった。

北方艦隊のロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」(「055」、1986年11月5日就役、2016年12月末に近代化改装完了)及び大型対潜艦「セヴェロモルスク」(「619」、1988年1月24日就役)は、『ロシア海軍の日』(7月29日)にクロンシュタットで行なわれる観艦式(主要海軍パレード)へ参加する為、2018年7月4日にセヴェロモルスク基地を出航しました。
[7月29日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊の艦はセヴェロモルスク基地を出航した]
2018年7月15日、『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する他の北方艦隊所属艦と共にフィンランド湾へ到着しました。
[7月29日の『ロシア海軍の日』観艦式へ参加する北方艦隊の艦はフィンランド湾へ入る]
7月29日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式(主要海軍パレード)へ参加しました。
観艦式が終わった後、他の北方艦隊所属艦と共にクロンシュタットを去り、8月1日から他の艦隊の観艦式参加艦と共にバルト海で演習を開始しました。
[北方艦隊の原子力水中巡洋艦オリョールはバルト海のロシア海軍演習へ参加する]
演習終了後、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」及び大型対潜艦「セヴェロモルスク」はバルト海から北海へ入り、ラマンシュ海峡(英仏海峡)へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは英仏海峡へ向かった]
8月8日にラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了し、8月9日から大西洋北部で演習を開始しました。

[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクは北大西洋で演習を開始した]

8月11日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]
8月15日にアルジェリアの首都アルジェへ入港しました。

[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはアルジェを訪れた]
8月19日にアルジェを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフと大型対潜艦セヴェロモルスクはアルジェリアを去った]
その後、地中海中部で演習を行ないました。
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