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ロシア海軍太平洋艦隊の40隻以上の艦船は日本海及びオホーツク海で演習を行なう

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年8月28日5時40分配信
【40隻以上の戦闘艦及び支援船が太平洋艦隊の集団演習へ関わる】

太平洋艦隊の試験戦術集団演習計画の下、日本海及びオホーツク海水域では、40隻以上の艦隊戦闘水上艦、ロケット艇、潜水艦及び補助船が行動する。

演習中、対潜任務、支隊の組織的対空防衛、仮想敵水上艦へのミサイル打撃、船団護送、更には海上での部隊への物資-技術サービス供給任務への取り組みが行なわれる。

以前、演習中に太平洋艦隊打撃艦グループ、原子力水中巡洋艦「トムスク」、沿岸ミサイル複合体「バスチオン」によるオホーツク海水域及びカムチャツカ沿岸から浮遊標的船へのミサイル射撃が成功裏に実施された。
目標までの距離は、250kmから500kmであった。



8月27日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、小型ロケット艦「ラズリーフ」、「モローズ」、原子力水中巡洋艦「トムスク」と、地対艦ミサイル「バスチオン」部隊は、オホーツク海で合計7基の対艦ミサイルを発射しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊はオホーツク海で対艦ミサイルを発射した]

これは、日本海及びオホーツク海で実施されるロシア太平洋艦隊の演習の「プロローグ」だったようです。

太平洋艦隊の主力水上艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、駆逐艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、「アドミラル・パンテレーエフ」はは、2018年8月中旬にウラジオストクを出航し、宗谷海峡を通過後、8月22日にカムチャツカ半島ヴィリュチンスク基地へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上艦部隊はカムチャツカ半島のヴィリュチンスクへ到着した]

太平洋艦隊揚陸艦部隊オホーツク海南部で演習を実施します。
(8月16日にウラジオストク付近から出航)
[ロシア海軍太平洋艦隊の揚陸艦部隊はオホーツク海南部へ向かった]

8月28日には、ウラジオストクに駐留する第11水域防護艦大隊所属の小型対潜艦「ウスチ-イリムスク」(362)「コレーエツ」(390)宗谷海峡を東へ通過し、日本海へ入っています。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2018年8月28日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
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