ロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦トムスクはオホーツク海で魚雷を発射した
- カテゴリ:ロシア太平洋艦隊(2018年)

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年8月29日4時39分配信
【原子力水中巡洋艦「トムスク」は演習中に仮想敵水上艦支隊への魚雷攻撃を実施した】
太平洋艦隊の試験戦術集団演習中、オホーツク海水域で原子力ロケット水中巡洋艦「トムスク」は、仮想敵水上艦支隊への魚雷攻撃を実施した。
潜水艦は水中から隠密裏に親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、駆逐艦「ブイストルイ」、大型対潜艦を含む支隊へ接近し、攻撃の為に最適のポジションを占め、仮想敵部隊を模した艦へ、4回の魚雷の実地射撃を行なった。
攻撃を成功裏に実施した後、巡洋艦は隠密裏に水域を去った。
以前の8月27日、原子力ロケット水中巡洋艦「トムスク」はオホーツク海の演習において、水上目標を有翼ミサイルで撃破した。
日本海及びオホーツク海で実施され、40隻以上の各種艦船が参加するロシア太平洋艦隊の演習は、2018年8月27日から始まりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の40隻以上の艦船は日本海及びオホーツク海で演習を行なう]
8月27日、太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦「トムスク」(1997年3月17日就役)は、他の水上艦及び地対艦ミサイル部隊と共にオホーツク海で対艦ミサイルを発射しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊はオホーツク海で対艦ミサイルを発射した]
そして8月29日、原子力水中巡洋艦「トムスク」は、今度は魚雷で「敵水上艦部隊」を攻撃する訓練を実施しました。
「敵水上艦部隊」の役を務めたのは、太平洋艦隊の主力水上艦~ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、駆逐艦「ブイストルイ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、「アドミラル・パンテレーエフ」はです。
この部隊は2018年8月中旬にウラジオストクを出航し、宗谷海峡を通過後、8月22日にカムチャツカ半島のヴィリュチンスク基地へ到着しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の主力水上艦部隊はカムチャツカ半島のヴィリュチンスクへ到着した]
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