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原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはヴィリキツキー海峡を通過した

2012年9月12日、ロシア北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」セヴェロモルスクを出港し、北極圏へ向かいました。
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[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは北極圏へ行く]
その続報。
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『ロシア連邦国防省公式サイト』より。
ロシア連邦軍西方軍管区広報サービス発表
2012年9月17日17時17分配信
【重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」はヴィリキツキー海峡を通過した】

本日(9月17日)、北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、タイミル半島セヴェルナヤ・ゼムリャ諸島の間のヴィリキツキー海峡を通過し、ラプテフ海東部への移動を継続する。

以前、カラ海エリアにおいて、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」救助曳船「アルタイ」が加わった北方艦隊艦船支隊が形成された。

ラプテフ海において北方艦隊海軍将兵は海洋技量を向上させ続け、北極圏エリアの北海航路ゾーンで救助行動訓練を実施する。

北緯度で艦船支隊の航行の安全を保障するのは「ピョートル・ヴェリキー」搭載のヘリコプターKa-27乗員であり、彼らは定期的に発艦して結氷状況を偵察する。

「ピョートル・ヴェリキー」は9月12日にセヴェロモルスクを出航した。
巡洋艦は、現在までに1200海里以上を航行している。

巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の航海は、世界の大洋の戦略的に重要な海域におけるロシア海軍の艦船の常時滞在を復活させる我が国(ロシア)の海洋ドクトリンの枠組みにおいて実施される。


上述の通り、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、9月12日にセヴェロモルスクを出航しました。

9月14日には、カルスキエボロタ海峡を通過しました。
[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはカルスキエボロタ海峡を通過した]

そして9月17日、ヴィリキツキー海峡を通過し、ラプテフ海へ入りました。
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通常、ロシア海軍の水上戦闘艦が、この海域で行動する事は有りません。

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、何処まで行くのでしょうか・・・?
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