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ロシア海軍は2018年に最初の近代化改修された対潜哨戒機Tu-142を受け取る

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年8月30日19時52分配信
【(ロシア)海軍は近代化される対潜機Tu-142を受け取る】
タガンログ、8月30日-ロシア通信社ノーボスチ

海軍将兵は最初の近代化された後の対潜航空機Tu-142を今年(2018年)に受け取る。
木曜日、ロシア連邦国防次官アレクセイ・クリヴォルチコは報道陣へ話した。

「契約は締結され、設定されたスケジュールの下で作業は実行されています。
最初の近代化された機体は、今年に受け取ります」

彼は、G.M.べリエフ記念タガンログ航空科学技術複合体への訪問中に話した。

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工場の訪問中に国防次官は、試験中の新たな電波位置測定巡視-誘導航空機A-100、航空機Tu-95MS及びTu-142の修復過程、更には航空機Be-200の製造ラインを視察した。


Tu-142は、ソヴィエト時代に製造されたターボプロップ対潜航空機である。
現在、太平洋艦隊及び北方艦隊で運用されている。



ソ連/ロシア海軍遠距離対潜哨戒機Tu-142は、戦略爆撃機Tu-95の海軍向けヴァージョンであり、1968年6月18日に初飛行し、1972年11月15日に軍備採用されました。
1968年から1994年までに合計で100機生産され、この内の8機はインドへ輸出されました。

インド海軍Tu-142は2017年末までに退役しました。


現在、ロシア海軍航空隊では、各型合わせて北方艦隊に12機、太平洋艦隊に12機が在籍しています。
北方艦隊所属機はキぺロヴォ太平洋艦隊所属機はカーメニ・ルチェイに配備されています。

キぺロヴォ
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カーメニ・ルチェイ
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北方艦隊Tu-142は、度々地中海東部へ進出しています。
[ロシア海軍航空隊の対潜哨戒機Tu-142M3はシリア上空で目撃された]
[シリア上空で目撃されたロシア海軍航空隊の長距離哨戒機Tu-142M3は、地中海で警備艦アドミラル・グリゴロヴィチと合同演習を行なっていた]
[ロシア海軍航空隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3は地中海南東部で潜水艦探知演習を行なった]



Tu-142は、2015年4月に近代化改修の話が初めて出てきました。
[ロシア海軍航空隊の長距離対潜哨戒機Tu-142は近代化改修される]

以後、Tu-142の近代化改修に関する情報は出ていませんでしたが、今回の記事の通り、水面下では計画が進められていたようであり、今年中に最初の近代化改修機がロシア海軍へ引き渡されるとの事です。


Tu-142以外のロシア海軍の現用対潜哨戒機も近代化改修が行なわれます。

対潜哨戒機Il-38は、Il-38Nへの近代化改修が行なわれています。
[ロシア海軍航空隊は2025年までに30機の近代化改修された対潜哨戒機Il-38Nを受け取る]

対潜水陸両用機Be-12も近代化改修されます。
[ロシア海軍航空隊の水陸両用機Be-12チャイカは近代化改修される]

現用機の近代化改修と並行して新たな対潜哨戒機の開発も進められています。
[ロシア海軍航空隊の為の新世代対潜哨戒機の開発は進められている]
[イリューシンはロシア海軍の対潜哨戒機Il-38の後継機を開発している]
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