プロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキーは2021年末~2022年初頭にロシア海軍へ就役する

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年9月5日10時58分配信
【『北方造船所』は海軍がコルベット「ジェルズキー」を何時受け取るのかについて話した】
モスクワ、9月5日-ロシア通信社ノーボスチ
プロジェクト20386コルベットのトップ「ジェルズキー」は、2021年と2022年の境目にロシア海軍へ引き渡される。
『ロシア通信社ノーボスチ』は水曜日に『北方造船所』総取締役イーゴリ・ポノマリョフより伝えられた。
現在、4隻のプロジェクト20380コルベット及び2隻のプロジェクト20385コルベットが建造されている。
改善された新たなプロジェクト20386コルベットのトップは、『北方造船所』で2016年に起工された。
「プロジェクト20386コルベットの主な特徴は、モジュール方式と、20385コルベットとも違うその打撃兵装です」
ポノマリョフは話した。
総取締役は、国防省(海軍)はトップ艦の全ての試験設計作業の実施について同意しており、更には全てのシリーズの正確な(納入)時期について全面的な変更無く建造できることを強調した。
これは特に、モジュール艦を促進する。
「我々は、艦の建造を、およそ5年で完了させることを計画しております」
対談者は付け加えた。
[プロジェクト20386コルベット(ジェルズキ―型)]
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]

プロジェクト20380/20385コルベットの更なる改良発展型であるプロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)は、2016年10月28日にサンクトペテルブルクの北方造船所(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]

プロジェクト20386の満載排水量は3400トンになり、以前のプロジェクト20380/20385よりも1000トン以上増加しています。
航続距離も20380/20385より延びて5000海里となり、速力も30ノットに増加、乗員は80名に減少しています。
機関はガスタービン電気推進システムが採用されます。
[ロシア海軍の新世代コルベット・プロジェクト20386はガスタービン電気推進システムを装備する]
プロジェクト20386は、10隻以上の建造が計画されています。
[ロシア海軍は新世代コルベット・プロジェクト20386を10隻以上建造する]
この内、1番艦「ジェルズキー」を含む3隻は2025年までの就役が予定されています。
[2025年までに3隻のプロジェクト20386(ジェルズキー型)コルベットがロシア海軍へ就役する]
「ジェルズキー」のロシア海軍への引き渡し時期について、今回、建造元の『北方造船所』総取締役イーゴリ・ポノマリョフ氏は、「2021年と2022年の境目」と言っていますが、これは要するに、2021年末~2022年初頭という事です。
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