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原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキーのヘリコプターにトラブルが生じた

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2012年9月20日14時28分配信
【軍は「ピョートル・ヴェリキー」で生じたヘリコプターの出来事のデータを明らかにした】
サンクトペテルブルク、9月20日-ロシア通信社ノーボスチ

軍は、木曜日に生じた原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」艦載ヘリコプターの荒っぽい着陸に関するメディアの情報をチェックする。
木曜日、国防省の情報提供者はロシア通信社ノーボスチに伝えた。

「事​​故の情報は、現実と一致しておりません。
情報をチェックした所、荒っぽい着陸による負傷者は居ませんでした」

代理人は話した。

彼によると、人員が死亡もしくは負傷するような何らかの飛行事故は無かった。


2012年9月20日14時35分配信
【「ピョートル・ヴェリキー」のヘリコプターは着陸時に事故を起こした】
モスクワ、9月20日-ロシア通信社ノーボスチ

木曜日、原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の艦載ヘリコプターは、着陸時に事故を起こした。
(ヘリコプターは)破壊されず、犠牲者は居ない。
ロシア連邦国防省の高位の情報提供者はロシア通信社ノーボスチに伝えた。

「深刻な事故と言う噂は事実ではありません」
代理人は話した。


2012年9月20日14時40分配信
【「ピョートル・ヴェリキー」のヘリコプターの荒っぽい着陸による犠牲者は居ない】
モスクワ、9月20日-ロシア通信社ノーボスチ

木曜日に生じた重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の艦載ヘリコプターの荒っぽい着陸について、ロシア連邦国防省の公式代理人は、ロシア通信社ノーボスチに対し、この件を認めた。

「死亡者、負傷者、損傷は有りません」
代理人は話した。


2012年9月20日14時45分配信
【「ピョートル・ヴェリキー」艦載ヘリコプターの発艦は一時的に中断された】
モスクワ、9月20日-ロシア通信社ノーボスチ

木曜日、巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」艦載ヘリコプターKa-27の発艦は、荒っぽい着陸の後、一時的に中断された。
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部は発表した。

「本日9月20日05時35分(モスクワ時間)、重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーの甲板からのフライト実施において、ヘリコプターKa-27から上陸要員がノヴォシビルスク諸島のコテリヌイ島の東部へ降りる操作の際、荒っぽい着陸が行なわれました。
乗員及び上陸要員に犠牲者は居ません」

発表では、こう述べられた。

「ピョートル・ヴェリキー」救助チームの乗る艇は、救助信号を受信後、速やかに事故現場に到着し、乗員を拾い上げた。

「北極圏エリアにおけるピョートル・ヴェリキー遠距離航海の戦闘訓練任務の実施計画に、この事件は影響を与えません。
巡洋艦からの艦上ヘリコプターKa-27の発艦が一時的に中断しただけです」

発表では、こう強調された。


2012年9月20日16時46分配信
【北極圏におけるヘリコプターの非常事態は沼地への着陸により起こった可能性がある】
モスクワ、9月20日-ロシア通信社ノーボスチ

北極圏における巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」艦載ヘリコプターKa-27のパイロットの緊急事態は、固形地エリアへの着陸の際に生じた可能性がある。そこは湿地帯だった。
高位の代理人は、ロシア通信社ノーボスチに対し、事故が起こった場所について伝えた。

報告によると、木曜日、ヘリコプターKa-27の乗員は、ノヴォシビルスク諸島コテリヌイ島の東部に着陸した。

情報提供者は、機体が地上に降りた時に緊急事態が起こったと述べた。


[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー北極海遠征]
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重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、9月12日にセヴェロモルスクを出港しました。

9月14日にカルスキエボロタ海峡を通過、9月17日にはヴィリキツキー海峡を通過しました。

そして今回の一連の報道によると、9月20日現在、「ピョートル・ヴェリキー」ノヴォシビルスク諸島コテリヌイ島付近に居るようです。
つまり、東シベリア海へ入っているという事になります。

この海域でロシア海軍の水上艦が行動する事は有りません。

今回、ヘリコプターの着陸時にトラブルを生じたものの、引き返す気配は無さそうです。

「ピョートル・ヴェリキー」は、何処まで行くのでしょうか・・・?
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