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ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦アゾフとニコライ・フィリチェンコフは地中海東部からセヴァストーポリへ帰投した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年9月13日18時9分配信
【黒海艦隊の大型揚陸艦「アゾフ」と「ニコライ・フィリチェンコフ」は地中海での任務遂行後にセヴァストーポリへ戻った】

黒海艦隊大型揚陸艦「アゾフ」「ニコライ・フィリチェンコフ」は、9月1日から8日までロシア海軍総司令官の統制下で実施された地中海での演習後にセヴァストーポリへ戻った。

演習には、最新フリゲート「アドミラル・マカロフ」、「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」、潜水艦「コルピノ」、「ヴェリキー・ノヴゴロド」、更には初めて地中海で任務を遂行している小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」を含む黒海艦隊の18隻の艦及び補助船が関わった。

基地へ戻った後、大型揚陸艦「アゾフ」「ニコライ・フィリチェンコフ」の乗組員は、艦の技術的準備を支える船内システム及び機構の標準複合定期作業を実施し、計画戦闘訓練活動の実施を続ける。



黒海艦隊大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」は、8月24日にボスポラス海峡を南下して地中海へ入りました。

大型揚陸艦「アゾフ」は、8月末~9月初頭にボスポラス海峡を南下して地中海へ入っています。

2隻の大型揚陸艦は、9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍ロシア航空宙軍の大規模演習へ参加しました。

[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]

演習終了後、2隻の大型揚陸艦は9月12日にボスポラス海峡を北上し、黒海へ入りました。

そして翌9月13日にセヴァストーポリへ帰投しました。


現在、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも以下のロシア海軍の艦船が滞在しています。

[北方艦隊]
ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」
大型対潜艦「セヴェロモルスク」
中型海洋給油船「ドゥブナ」

[バルト艦隊]
工作船PM-82

[黒海艦隊]
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」
潜水艦「コルピノ」
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」
フリゲート「アドミラル・エッセン」
フリゲート「アドミラル・マカロフ」
小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」
警備艦「プイトリーヴイ」
海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」
中型偵察艦「キルディン」
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」
救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムールイ」
サルベージ船KIL-158
対水中工作艇「ユナルメーツ・クルイマ」
対水中工作艇「コデット」
海洋曳船MB-304

[カスピ小艦隊]
小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」
小型ロケット艦「ヴェリキー・ウスチュグ」
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