戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を行なった
- カテゴリ:ロシア太平洋艦隊(2018年)


『タス通信』より
2018年9月15日11時1分配信
【演習『ヴォストーク-2018』において海軍歩兵は航空宇宙軍の支援下で沿海地方の海岸へ上陸した】
クレルカ射爆場/沿海地方、9月15日/タス通信
演習『ヴォストーク-2018』の枠組みにおいて、海軍歩兵部隊は、沿海地方のクレルカ射爆場の海岸への主力部隊の上陸の為の橋頭堡を獲得した。
土曜日に太平洋艦隊副司令官(地上・沿岸部隊)ドミトリー・コワレンコ少将が述べたように、特徴は海軍歩兵と航空宇宙軍航空隊及び軍航空隊のヘリコプターとの連携であった。
「演習『ヴォストーク-2018』の枠組みにおいて、射爆場では、海軍歩兵旅団部隊の無防備の海岸区画への上陸のエピソードへ取り組みました」
彼は話した。
「この演習の特徴は、海軍歩兵部隊に加え、航空宇宙軍航空隊、太平洋艦隊艦船、軍航空隊、更には砲兵部隊、工兵、高射兵、狙撃兵及び他の特殊部隊の参加に有りました。
演習の枠組みにおいて、中隊は、主力部隊の上陸の為の橋頭堡を獲得する緊急の課題を遂行しました。
現在、敵の追撃を継続しております」
コワレンコによると、第2のエピソードは空挺軍の独立空挺強襲旅団との組織的連携であり、海軍歩兵旅団が到達する好調な進展の為の降下であった。
演習『ヴォストーク-2018』は、ロシア極東領域及び海上エリア、太平洋隣接海域において、ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将の統制下で9月11日から17日まで実施される。、
演習には総計で約30万名の将兵、1000機以上の航空機、ヘリコプター、無人飛行装置、36000両の戦車、装甲輸送車と他の車両、80隻の艦及び支援船が参加する。
テレビ局『ズヴェズダー』より
2018年9月15日9時23分配信
【海軍歩兵は航空宇宙軍の支援下で沿岸地方の海岸へ上陸した】
沿海地方の上陸演習の動画。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
【演習『ヴォストーク-2018』】
『タス通信』より
【演習『ヴォストーク-2018』】
2018年9月11日から17日まで、ロシア極東部で大規模演習『ヴォストーク-2018』が実施されます。
ロシア海軍からは、北方艦隊と太平洋艦隊の艦船約80隻が参加します。
演習初日(9月11日)、北方艦隊はチュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近で上陸演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で上陸演習を行なった]
同日、太平洋艦隊の大型揚陸艦は、海軍歩兵部隊を乗せて出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の揚陸艦部隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加する]
演習2日目(9月12日)、北方艦隊はチュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近で破壊工作員を撃破する演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はヴァンカレム岬で破壊工作への対処演習を行なった]
同日、太平洋艦隊の掃海艦艇及び対潜艦の演習が行なわれました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の掃海艦艇は太平洋及びオホーツク海で掃海演習を行なった]
同日、オホーツク海では、駆逐艦「ブイストルイ」と2隻のロケット艇(プロジェクト12411)が超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射しました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイと2隻のロケット艇はオホーツク海で超音速対艦ミサイル"モスキート"を発射した]
9月14日、親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、オホーツク海で演習を実施しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はオホーツク海で演習を行なった]
同日、親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と駆逐艦「ブイストルイ」、大型対潜艦、小型対潜艦は、オホーツク海で揚陸艦部隊を護衛する演習を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はオホーツク海で揚陸艦部隊を護衛した]
同日、北方艦隊艦船支隊はベーリング海で捜索救助及び消火演習を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海で捜索救助演習を行なった]
9月15日、北方艦隊艦船支隊はオホーツク海へ入り、ここで対潜演習を実施しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はオホーツク海で対潜演習を行なった]
同日、沿海地方では、太平洋艦隊の海軍歩兵部隊(第155独立海軍歩兵旅団)が、ロシア航空宇宙軍の航空機(襲撃機Su-25)とヘリコプターの支援を受けてクレルカ岬の海岸へ上陸し、その後にロシア空挺軍の第83独立空挺強襲旅団が降下しました。
上陸作戦の指揮統制は、太平洋艦隊の複合測量艦「マルシャル・クルイロフ」から行なわれました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の複合測定艦マルシャル・クルイロフは近代化改装を終える]
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