ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"はギリシャのポロス島を去った
- カテゴリ:地中海情勢(2018年)

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年9月19日9時17分配信
【ロシア黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・エッセン」はギリシャの港への訪問を完了した】
モスクワ、9月19日-ロシア通信社ノーボスチ
黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・エッセン」は、ギリシャのポロス島への訪問を完了した。
黒海艦隊情報供給部長アレクセイ・ルリョフ2等海佐は発表した。
フリゲートのポロス島への寄港は、ロシア・ギリシャ間の外交関係確立の日から190周年に合わせられた。
「黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"は、ポロス島(ギリシャ)への業務寄港プログラムを完了し、地中海での任務遂行を継続します」
ルリョフは話した。
彼によると、停泊中、艦の乗組員の為、ロシア海軍の歴史に関係した島の名所への見学ツアーが用意された。
更に、ギリシャのロシア連邦特命全権大使アンドレイ・マスロフと、大使館付武官及び大使館職員がフリゲートを訪れた。
ロシア黒海艦隊の「アドミラル・エッセン」(「490」、2016年6月7日就役)は、最近では、2018年3月中旬から6月末まで地中海東部で行動していました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"は地中海東部からセヴァストーポリへ帰投した]
2018年7月29日の『ロシア海軍の日』にはセヴァストーポリの観艦式へ参加しました。
8月25日、「アドミラル・エッセン」は、同型艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」と共に黒海と地中海を結ぶボスポラス海峡へ入りました。
(つまり、8月24日頃に母港セヴァストーポリから出航)
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・エッセン"は地中海東部(シリア沖)へ向かった]
9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍とロシア航空宇宙軍の演習へ参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]
その後も地中海東部に留まっており、9月16日にはギリシャのポロス島を訪問しました。


[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"はギリシャのポロス島を訪問した]
そして9月19日に出航しました。
「アドミラル・エッセン」は、当面の間は地中海東部に留まるようです。
なお、現在、地中海東部には、「アドミラル・エッセン」の同型艦2隻~「アドミラル・グリゴロヴィチ」(2016年3月11日就役)と「アドミラル・マカロフ」(2017年12月27日就役)も滞在しています。
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