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ロシア海軍の為のヤーセン級原子力水中巡洋艦2番艦カザンの航行試験が始まった

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『タス通信』より
2018年9月25日19時39分配信
【原子力潜水艦「カザン」は工場試験の為に出航した】
セヴェロドヴィンスク、9月25日/タス通信

近代化プロジェクト855M多目的原子力潜水艦のトップ「カザン」は、9月24日・月曜日、工場試験の為に出航した。
火曜日、潜水艦を開発した設計局『マラヒート』総取締役ウラジーミル・ドロフェーエフは発表した。

「昨日、プロジェクト"ヤーセン-M"のトップ艦カザンは、セヴマシュから海へ去りました」
ドロフェーエフ
は話した。

近代化プロジェクト855Mのトップ艦「カザン」は2009年6月24日に起工された。
契約条件下での艦の引き渡しは、当初、2017年12月に予定されていた。
海軍への引き渡しは、2019年に計画されている。

現在、1隻のプロジェクト885艦「セヴェロドヴィンスク」が在籍している。
更に6隻の艦が建造されている。
2020年までに7隻のプロジェクト「ヤーセン」及び「ヤーセン-M」の建造が計画されている。
プロジェクト885の開発者は、株式会社『サンクトペテルブルク機械製造局マラヒート』である。

プロジェクト885「ヤーセン」潜水艦は、有翼ミサイル「オーニクス」及び「カリブル」発射の為の8基の垂直発射装置、様々なデータにより8基或いは10基の口径533mmの魚雷発射管(弾薬として30基の魚雷を含む)で武装する。
将来的に「ヤーセン」汎用深海誘導魚雷を装備できる。



[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[プロジェクト885ヤーセン原子力水中巡洋艦]

プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦の2番艦(改型のプロジェクト885M「ヤーセン-M」としては1番艦)「カザン」は、2009年7月24日にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で起工されました。
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[改セヴェロドヴィンスク型原潜「カザン」起工]
[改セヴェロドヴィンスク型原潜カザンは新型機器のみを装備した初の第4世代原潜となる]
[改ヤーセン級多用途原潜カザンの操舵装置の製造が始まった]

「カザン」北方艦隊への配備が予定されており、既に乗組員も編成されています。
[ロシア海軍北方艦隊潜水部隊は新世代戦略原潜クニャージ・ウラジーミルと多用途原潜カザンの乗組員を編成した]

「カザン」は2017年3月31日に進水しました。

[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンはセヴェロドヴィンスク造船所で進水した]

2017年7月末からは、造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンの係留試験が始まった]


そして2018年9月24日、「カザン」は最初の航行試験(工場航行試験)へ出発しました。
[セヴェロドヴィンスク造船所はロシア海軍の第4世代戦略原潜クニャージ・ウラジーミルと第4世代多用途原潜カザンの航海試験の準備を進めている]


「カザン」ロシア海軍への引き渡しは2019年に予定されています。
[第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンは2019年にロシア海軍へ引き渡される]


「ヤーセン」級シリーズ(原型1隻、改型6隻)は、2023年~2024年までに7隻がロシア海軍へ引き渡される予定です。
[ロシア海軍第4世代多用途原潜ヤーセン級は2023年までに計7隻が就役する]
[ロシア海軍の最新鋭多用途原潜ヤーセン級は北方艦隊と太平洋艦隊へ配備される]
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