ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"はイタリアのメッシーナを去った
- カテゴリ:地中海情勢(2018年)

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年9月25日11時29分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・エッセン」はイタリアのシチリア島のメッシーナ港への訪問を完了した】
黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・エッセン」は、シチリア島(イタリア)のメッシーナ市港への業務寄港プログラムを完了した。
フリゲート「アドミラル・エッセン」のイタリア都市への滞在中、艦の乗組員は、ロシア船員の記念碑とメッシーナの歴史的名所を訪れた。
ロシア艦のイタリアの港への訪問は、同市が1908年の地震及び津波で被害を受けてから110年目に合わせられた。
この時、港に居たロシア海軍艦の乗組員は、イタリア住民を救助した初めての外来者となった。
この出来事により、2012年にはイタリアの地震の被害者を救助したロシア船員へ敬意を表し、メッシーナで記念碑の除幕式が開催された。
ロシア黒海艦隊の「アドミラル・エッセン」(「490」、2016年6月7日就役)は、最近では、2018年3月中旬から6月末まで地中海東部で行動していました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"は地中海東部からセヴァストーポリへ帰投した]
2018年7月29日の『ロシア海軍の日』にはセヴァストーポリの観艦式へ参加しました。
8月25日、「アドミラル・エッセン」は、同型艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」と共に黒海と地中海を結ぶボスポラス海峡へ入りました。
(つまり、8月24日頃に母港セヴァストーポリから出航)
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と"アドミラル・エッセン"は地中海東部(シリア沖)へ向かった]
9月1日から8日まで地中海東部で実施されたロシア海軍とロシア航空宇宙軍の演習へ参加しました。
[ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の地中海演習(2018年9月1日~8日)]
その後も地中海東部に留まっており、9月16日にはギリシャのポロス島を訪問しました。


[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"はギリシャのポロス島を訪問した]
9月19日に出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"はギリシャのポロス島を去った]
9月23日、イタリアのシチリア島(メッシーナ)へ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・エッセン"はイタリアのメッシーナを訪れた]


そして9月25日にメッシーナを出航しました。
- 関連記事
スポンサーサイト