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ロシア海軍の為の原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年末までに進水する

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『タス通信』より
2018年9月25日20時28分配信
【特殊用途潜水艦「ベルゴロド」は年末までに造船台から出る】
セヴェロドヴィンスク、9月25日/タス通信

プロジェクト09852特殊用途原子力潜水艦「ベルゴロド」(受注番号644)は2018年末までに造船台から出る。
火曜日、潜水艦を開発した設計局『マラヒート』総取締役ウラジーミル・ドロフェーエフは発表した。

「年末までには受注番号644原子力水中巡洋艦は出渠の準備が整います」
ドロフェーエフ
は話した。

有翼ミサイル原子力潜水艦プロジェクト949Aをベースした原子力調査潜水艦は、ロシア連邦国防省深海調査管理総局の発注下で開発された。

潜水艦は、深海救助有人水中装置及び深海救助自動無人水中装置を装備する。
遠く離れた大洋海域での様々な科学調査の実施及び捜索救助活動への参加の為に意図されている。
様々な水中機器の設置の保障と、その監督が可能である。



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プロジェクト949A(オスカーII級)原子力水中巡洋艦K-329「ベルゴロド」は、1992年7月24日にセヴェロドヴィンスク市『セヴマシュ』で起工されましたが、2006年に完成度80パーセント程度で建造工事は凍結されました。
[オスカーII型原潜最終艦、建造中止?]
[未完のオスカーII型原潜ベルゴロド]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」の建造は停止される]

その後、「ベルゴロド」は特殊用途原潜へ改造されることになりました。
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は特殊作戦母艦として完成する]
[オスカーII級原潜「ベルゴロド」は完成する]
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2012年12月20日、「ベルゴロド」は、原子力調査潜水艦プロジェクト09582として、セヴェロドヴィンスク市『セヴマシュ』造船所で改めて「起工」されました。
[調査原潜プロジェクト09852は起工された]
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当初、「ベルゴロド」は、2018年末までにロシア海軍へ引き渡される予定でしたが、実際には、2018年末までに進水する事になるようです。
[原子力科学調査潜水艦ベルゴロドは2018年にロシア海軍へ引き渡される]


「ベルゴロド」は、無人潜水艇「クラヴェシン-2」を搭載します。
[ロシア海軍の新型無人潜水艇クラヴェシン-2の試験はクリミア半島のフェオドシヤで行なわれている]

この他、原子力水中無人機「ポセイドン」を搭載するかもしれません。
[ロシア海軍の大洋多目的システム(原子力推進水中無人機)ポセイドンの試験は進められている]
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