FC2ブログ

ロシア海軍北方艦隊艦船部隊はバレンツ海で演習を行なった

18-1009a.jpg
『タス通信』より
2018年10月9日0時46分配信
【北方艦隊と境界線局はバレンツ海で合同演習を実施した】
ムルマンスク、10月9日/タス通信

大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」に率いられ、北氷洋で遠距離航海任務を遂行している北方艦隊北極グループは、バレンツ海西北極地域ロシア連邦保安庁境界線局の部隊と合同演習を実施した。
同艦隊の広報サービスは発表した。

「演習中、ロシア連邦の海上経済ゾーンの航行の安全を保障する複合問題への取り組みが行なわれました」
広報サービスは話した。

演習は3段階で実施された。
第1段階では、海域の貴重な水中生物資源の保護に関する組織的連携へ取り組んだ。
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」及び境界線上警備艦「ポリャールナヤ・ズヴェズダー」の乗組員は、受け取ったデータを交換した。
第2段階では、艦上からヘリコプターKa-27が空中偵察実施の為に空へ上がり、飛行士は受け取ったデータを母艦へ転送した。

第3段階は、北方艦隊の部隊のみが参加し、海上で民間船の乗組員へ援助を与える訓練を実施する戦闘訓練活動だった。
民間船の役割は、最新のディーゼルエレクトリック砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」が演じた。
西北極地域ロシア連邦保安庁境界線局は、船上には、緊急の医療援助を必要とする負傷者が居たと伝えた。
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」艦上から、医療班を乗せたヘリコプターが発進し、仮想負傷者へ医療援助を与えた。

バレンツ海の合同演習は、北方艦隊艦・支援船支隊北極航海の最終段階である。
遠距離航海が始まって以来、艦船は9000海里以上を航行し、ラプテフ海ヤクーツク及びチュクチ沿岸、ベーリング海チュクチ沿岸での初めての海洋揚陸作戦の実施を含め、10回以上の合同戦術演習を実施した。
北方艦隊の艦と支援船が北極航海から恒久駐留所及び登録港へ戻るのは、数日後に予定されている。



18-0826e.jpg
2018年8月8日、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を旗艦とする北方艦隊艦船支隊は、7度目となる北極圏への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は7回目の北極圏航海へ出発した]

[北方艦隊艦船支隊](指揮官オレグ・ゴルべフ中将)
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
海洋掃海艦「ウラジーミル・グマネンコ」
砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」
後方支援船「エリブルス」
給油船「セルゲイ・オシポフ」
救助曳船「パミール」
サルベージ船KIL-143

(「ウラジーミル・グマネンコ」「エリブルス」は途中からオビ湾で別行動)

バレンツ海を航行中、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、同海域で操業している漁船のモニタリング及び監視を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフはバレンツ海で漁業監視を行なった]

8月12日には、北極海で運用される石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」をテロリストから防衛する為の演習を実施しました。
18-0813a.jpg
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は石油採掘プラットフォーム防衛演習を行なった]

8月13日にはカルスキエボロタ海峡を通過してカラ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はカラ海へ入った]

8月14日、ロシア最北の港町ディクソンへ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港へ到着した]

8月18日にディクソンを去りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はディクソン港を去った]

8月21日、ヴィリキツキー海峡を通過してラプテフ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はラプテフ海へ入った]

8月25日、北方艦隊艦船支隊は、近日中に行なわれる演習の準備の為、チクシ湾に投錨停泊しました。
18-0826g.jpg
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチクシ湾に投錨停泊した]

8月28日、北方艦隊艦船支隊チクシ湾で上陸演習を行ないました。
演習には、北方艦隊キルケネス赤旗授与・第61独立海軍歩兵旅団及び第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)の他、ロシア空挺軍の部隊も参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の海軍歩兵旅団と北極自動車化射撃兵旅団は、空挺軍部隊と共に北極圏のチクシ湾で上陸演習を行なった]


北方艦隊艦船支隊は8月31日までにノヴォシビルスク諸島へ到着し、コテリヌイ島付近で演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はノヴォシビルスク諸島付近で演習を実施した]


過去5回(2012~2017年)の北極遠征では、北方艦隊艦船支隊ノヴォシビルスク諸島までしか進出していなかったのですが、今回は更に東へ進み、9月5日にはサンニコフ海峡を通過して東シベリア海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は東シベリア海へ入った]

その後も北方艦隊艦船支隊は更に東進し、9月11日にはチュクチ海沿岸のヴァンカレム岬付近へ到達しました。
それは、9月11日から17日までロシア極東部で実施される大規模演習『ヴォストーク-2018』へ参加する為でした。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は演習『ヴォストーク-2018』へ参加する]
18-0911a.jpg

北方艦隊艦船支隊は、戦略演習『ヴォストーク-2018』の一環として、9月11日にヴァンカレム岬付近で上陸演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で上陸演習を行なった]

9月12日、北方艦隊艦船支隊揚陸艦に乗っている第80独立自動車化射撃兵旅団(北極圏旅団)所属部隊は、ヴァンカレム岬付近で破壊工作員を撃破する演習を行ないました。
[演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はヴァンカレム岬で破壊工作への対処演習を行なった]

9月14日にはベーリング海で捜索救助及び消火演習を行ないました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海で捜索救助演習を行なった]

9月15日、北方艦隊艦船支隊オホーツク海へ入り、ここで対潜演習を実施しました。
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍北方艦隊艦船支隊はオホーツク海で対潜演習を行なった]

18-0918a.jpg
その後、北方艦隊艦船支隊は再びベーリング海へ入り、9月17日にはチュクチ自治管区エグヴェキノトで上陸演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ自治管区のエグヴェキノトで上陸演習を行なった]

9月19日にはベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はベーリング海峡を通過してチュクチ海へ入った]

9月20日、チュクチ海ヴァンカレム岬付近で給油船「セルゲイ・オシポフ」から物資を補充する為に停泊している最中、水中破壊工作員への対処演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はチュクチ海で水中破壊工作員へ対処する演習を行なった]

9月21日には東シベリア海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は東シベリア海へ入った]

9月24日にはノヴォシビルスク諸島コテリヌイ島沖へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はノヴォシビルスク諸島へ到着した]

コテリヌイ島には、最新の超音速地対艦ミサイル「バスチオン」が配置されており、9月26日に発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊はノヴォシビルスク諸島のコテリヌイ島から超音速地対艦ミサイル"バスチオン"を発射した]

10月1日、北方艦隊艦船支隊ディクソン沖へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊はディクソン沖へ到着した]

10月6日にはバレンツ海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船部隊はバレンツ海へ入った]

その後、ロシア境界線警備隊警備艦と合同で演習を行ないました。
関連記事
スポンサーサイト