fc2ブログ

空母ヴィクラマーディティヤはセヴェロドヴィンスクへ戻った

本日(9月23日)、海洋試験中に3基のボイラーが損傷したインド空母「ヴィクラマーディティヤ」(旧ロシア海軍重航空巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ」)は、セヴェロドヴィンスクへ到着しました。
12-0923g.jpg


『ロシア通信社ノーボスチ』より
【航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」は試験後に「セヴマシュ」へ戻った】
セヴェロドヴィンスク、9月23日-ロシア通信社ノーボスチ

インド海軍の為に造船企業「セヴマシュ」で近代化され、試験段階で幾つかの問題点が明確にされた航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」は、日曜日に工場へ戻った。
同社の代理人はロシア通信社ノーボスチに伝えた。

以前、「統合造船業営団」の情報提供者は、海洋での航海試験中、空母の動力装置の8基のボイラーの内3基が最大出力を出せなかった。
結果として、艦は最大速力29ノットを発揮できず、23ノットしか出せなかった。

「現在、同艦はセヴマシュに停泊しています。
明日から、業界の代表者、ロシア連邦海軍及びインドの代表者から成る国家受領委員会の作業が開始されます」

代理人は話した。

彼によると、インド海軍の査察団はモスクワに到着した。

以前、「ロシア兵器輸出公社」総取締役アナトーリー・イサーキンは、問題点が明確にされた為にインド側への艦の納入の時期が延期される可能性について話すのは時期尚早であるとロシア通信社ノーボスチに伝えた。
まず最初に国家委員会による調査を行なうべきであり、その後に艦の納入時期についての決定が下されるだろう。

「ヴィクラマーディティヤ」インド海軍への引き渡しは、同国の海軍記念日である2012年12月4日に予定されていた。
(2012年9月23日14時22分配信)


[空母ヴィクラマーディティヤ]

空母「ヴィクラマーディティヤ」は、バレンツ海における航海試験中にボイラー3基が損傷しました。
[空母ヴィクラマーディティヤ、引渡し延期?]
[空母ヴィクラマーディティヤは23ノットでセヴェロドヴィンスクへ向かっている]

ボイラーの耐火材である耐火レンガは、中国製でした。
[空母ヴィクラマーディティヤに使われている外国製品に問題が生じた]

以前の報道では、9月25日にセヴェロドヴィンスクへ到着する予定でしたが、それよりも2日早く到着しました。
関連記事
スポンサーサイト