ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は中国の青島港を訪れた

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2018年10月21日6時5分配信
【太平洋艦隊の艦船は中国へ訪問の為に到着した】
本日、遠距離航海計画に沿って、太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフ」、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」で構成される太平洋艦隊戦闘艦支隊は、青島港(中国)へ業務寄港の為に到着した。
艦が係留された後、港へ停泊する戦闘艦支隊の物資-技術サービスの問題に関する合同の打ち合わせが行なわれる。
本日には、支隊指揮官エドゥアルト・ミハイロフ少将及び艦長の中国人民解放軍北方艦隊司令部及び青島政庁への訪問が計画されている。
更に、ロシア及び中国の船員は、両国の戦闘艦の相互訪問を行なう。
ロシア艦船支隊の中国への訪問は、10月25日まで続く予定である。
太平洋艦隊の艦船は、10月1日にウラジオストクから3ヶ月間の遠距離航海へ向かった。
これまでに彼らは、一連の海上での個々の演習及び訓練を行ない、更には日本及び朝鮮共和国(大韓民国)の港を訪問した。
2018年10月1日、ロシア太平洋艦隊のナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」(1978年10月30日就役)を伴い、3ヶ月以上に渡るアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発した]

10月4日、太平洋艦隊艦船支隊は日本の函館へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフと大型海洋給油船ボリス・ブトマは日本の函館港を訪れた]
今年(2018年)は、函館にロシア領事館が開設されてから160周年に当たるので、これに関連する訪問でした。
(1858年に最初のロシア領事ゴシケーヴィチ一行が着任した)
『函館日ロ交流史研究会』公式サイトより
【函館・ロシア略年表】
10月5日にはロシア領事館開設160周年記念式典が開催されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊将兵は函館のロシア領事館開設160周年記念式典へ参加した]
10月6日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は函館港の港町埠頭A岸壁で一般公開されました。


太平洋艦隊艦船支隊は10月7日に函館を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は日本の函館港を去った]
10月10日、太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島へ到着した]


太平洋艦隊艦船支隊は、10月11日に済州島沖で行なわれた「2018大韓民国海軍国際観艦式」へ参加しました。
『中央日報』(日本語版)より
2018年10月11日8時57分配信
【済州国際観艦式、米空母など国内外艦艇41隻が参加…日中は代表団のみ派遣】
10月15日に済州島を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島を去った]
その後、艦船支隊は東シナ海へ入り、10月17日には潜水艦を捜索する演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で潜水艦の捜索演習を行なった]
そして10月21日、太平洋艦隊艦船支隊は中国の青島港へ到着しました。


艦船支隊は、10月25日まで青島港に滞在します。
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