北方艦隊はバレンツ海及びカラ海、ラプテフ海で演習を行なう
- カテゴリ:ロシア北方艦隊北極圏演習(2012年9月)
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『ロシア連邦国防省公式サイト』より。
ロシア連邦軍西方軍管区広報サービス発表
2012年9月26日15時05分配信
【西方軍管区部隊の指揮幕僚演習の枠組み内で北方艦隊の艦船グループがバレンツ海及びカラ海で形成された】
本日(9月26日)、西方軍管区部隊のの指揮幕僚演習の枠組み内で、北極圏エリアのバレンツ海及びカラ海において、北方艦隊の2つの異種戦力グループが形成された。
重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」に率いられる艦船支隊は、北極圏エリアのバレンツ海で行動している。
本日(9月26日)、カルスキエボロタ海峡で重原子力ロケット巡洋艦と合流し、北極圏エリアにおける船舶の安全保障任務、更には、高緯度における救助活動を実施するのは、大型対潜艦「アドミラル・チャバネンコ」、海洋掃海艦「ウラジーミル・グマネンコ」、救助曳船「パミール」、水路測量船「セネジ」である。
2番目の北方艦隊艦船支隊は、大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」、大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」、救助曳船「アルタイ」、その他の保障船で構成されており、北海航路ゾーンのカラ海、そしてラプテフ海で行動し、ロシア海軍としては初めて、北極圏のラプテフ海の島嶼において、無防備の海岸への海洋上陸作戦を実施する。
北方艦隊の異種戦力グループの北極圏での行動は、北海航路エリアを含む北極圏のロシアの国益保護の為の西方軍管区の指揮幕僚演習の枠組み内で行なわれる。
想定された条件下に沿って、北方艦隊の艦船は、重要なエネルギー施設、掘削複合体、科学ステーションの保護、更には、北海航路ゾーンにおける民間船の安全保障の課題を解決する
9月21日、北方艦隊を含むロシア西方軍管区の大規模演習が北極圏において開始されました。
[北極圏で大規模演習が開始された]
北方艦隊からは、以下の艦が参加します。
重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」
大型対潜艦「アドミラル・チャバネンコ」
大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
大型揚陸艦「コンドポガ」
小型対潜艦
小型ロケット艦
掃海艦
原子力潜水艦
ディーゼル潜水艦
原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、その前に出港してカラ海、ラプテフ海まで進出しました。
[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー北極海遠征]
今回の発表によると、「ピョートル・ヴェリキー」が引き返した後、今度は以下の艦がカラ海へ進出しているようです。
大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
救助曳船「アルタイ」
その他の保障船
しかも、この部隊はラプテフ海の島で上陸演習を行なうようです。

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