ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット"ソーブラジテルヌイ"と"ストイーキー"は北大西洋遠征から戻ってきた


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2018年11月13日19時50分配信
【バルト艦隊艦船支隊は遠距離航海を完了した】
コルベット「ストイーキー」、「ソーブラジテルヌイ」で構成されるバルト艦隊艦船支隊は、遠距離航海任務を遂行した。
艦の乗組員は20日以上に渡り海上に滞在した。
支隊の航海中に3000海里以上を航行し、乗組員は数十回の艦内演習及び訓練へ取り組んだ。
艦の戦闘班は対艦ミサイルの電子発射を行なった。
この他、コルベットの乗組員は仮想敵の空中攻撃を撃退し、無防備の泊地に停泊中の対水中工作防衛の問題へ取り組んだ。
艦上ヘリコプターKa-27は数回の飛行勤務を行なった。
支隊の艦と協同で仮想敵潜水艦の捜索へ従事し、更には水上救助訓練を実施した。
支隊の艦に乗っている海軍歩兵部隊は、様々な対テロシナリオ及び射撃兵器からの海上標的への射撃へ取り組んだ。
バルチースク軍港では、支隊の乗組員の歓迎式典が開催された。
戦闘任務を遂行した軍事船員は、埠頭でバルト艦隊司令部、軍楽隊、バルト艦隊船員の家族と親類に出迎えられた。
バルト艦隊副司令官(軍事-政治活動担当)イーゴリ・クロチキン少将は、バルト艦隊軍事評議会に代わり、与えられた任務を成功裏に遂行した乗組員を祝福した。
航海から戻った艦は、機器の整備と必要な物資を補充した後、意図された任務を遂行する準備が整う。
遠距離航海で優秀さを示した将兵には、艦隊司令部から高価な贈り物が授与された。
航海の主な課題は、大西洋の様々な海域における海軍の存在の保障と、聖アンドレイ旗のデモンストレーションである。
バルト艦隊には、2008年~2014年に就役した4隻のプロジェクト20380コルベット(「ステレグーシチー」、「ソーブラジテルヌイ」、「ボイキー」、「ストイーキー」)が配備されており、2016年夏以降、2隻ペアで定期的に北大西洋へ進出しています。
2016年6月、「ボイキー」(532、2013年5月16日就役)と「ストイーキー」(545、2014年7月27日就役)が北海へ進出しました。
(2016年6月中旬にバルチースクを出航し、7月5日に帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻は北海から戻ってきた]
2016年10月には「ボイキー」と「ソーブラジテルヌイ」(531、2011年10月14日就役)が北大西洋へ進出しています。
(2016年10月初頭にバルチースクを出航し、10月22日に帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻は北大西洋から戻ってきた]
「ボイキー」と「ソーブラジテルヌイ」は、2017年4月にも北大西洋へ進出しました。
(2017年4月7日バルチースクを出航し、5月1日に帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻はバルチースクへ帰投した]
2017年6月には「ボイキー」と「ステレグーシチー」(550、2008年2月27日就役)が北海へ進出しています。
[ロシア海軍バルト艦隊の新鋭コルベット"ボイキー"と"ステレグーシチー"は北海での戦闘演習を終えてバルト海へ戻った]
「ボイキー」と「ソーブラジテルヌイ」は、2017年10月14日から2018年1月14日まで地中海、アデン湾への遠距離航海を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の新鋭コルベットは地中海・アデン湾遠征を終えて帰投した]
2018年6月中旬には、「ボイキー」と「ストイーキー」が北大西洋へ進出し、7月上旬に帰投しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ボイキー"と"ストイーキー"は北大西洋遠征を終えた]
2018年10月22日、「ソーブラジテルヌイ」と「ストイーキー」が北大西洋への航海へ出発しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット"ソーブラジテルヌイ"と"ストイーキー"は北大西洋へ向かった]
そして11月13日に母港バルチースクへ帰投しました。
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