ロシア海軍黒海艦隊の為の新型掃海艦イワン・アントノフは洋上試験を行なっている
現在、プロジェクト12700掃海艦(対機雷防衛艦)の3番艦「イワン・アントノフ」の洋上試験が進められています。
プロジェクト12700の3番艦の船体形成作業は、サンクトペテルブルクの『中部ネヴァ川造船工場』で2016年6月27日に始まりました。
[ロシア海軍の為の第3のプロジェクト12700掃海艦の建造が始まった]
2017年1月25日、3番艦は「イワン・アントノフ」と命名され、起工式典が開催されました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦イワン・アントノフはサンクトペテルブルクで起工された]
2018年4月25日、「イワン・アントノフ」は進水しました。
[ロシア海軍のアレクサンドリト級掃海艦3番艦イワン・アントノフは進水した]
進水後、造船所の岸壁で艤装工事が進められました。
2018年7月18日の「イワン・アントノフ」

2018年8月11日の「イワン・アントノフ」

当初、「イワン・アントノフ」は、2018年9月末までにロシアの内陸水路経由でサンクトペテルブルクから黒海へ回航される予定だったのですが、実行には移されませんでした。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型掃海艦イワン・アントノフは2018年9月に黒海へ回航される]
「イワン・アントノフ」は9月18日に造船所の岸壁を離れて出航し、ラドガ湖での航行試験を開始しました。


ラドガ湖で試験中の「イワン・アントノフ」

ラドガ湖での試験は10月初頭に完了し、10月8日には造船所の岸壁へ戻りました。

11月1日に造船所の岸壁を離れ、今度はバルト海へ出航しました。
11月6日にバルト艦隊基地バルチースクへ到着しました。

11月11日にバルチースクを出航し、バルト海での航行試験を開始しました。


11月14日にバルチースクへ帰港しました。

現在の所、「イワン・アントノフ」は2018年12月末までにロシア海軍への引き渡しが予定されています。
同艦は黒海艦隊へ配備されます。
[プロジェクト12700アレクサンドリト掃海艦]
ロシア海軍の新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」は、船体が一体成型のガラス繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。


プロジェクト12700の1番艦「アレクサンドル・オブホフ」は、2011年9月22日にサンクトペテルブルクの『中部ネヴァ川造船工場』で起工され、2014年6月27日に進水し、2016年12月9日に就役しました。
[新世代掃海艦プロジェクト12700の1番艦アレクサンドル・オブホフはロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ編入された]
プロジェクト12700の2番艦「ゲオルギー・クルバトフ」は、2015年4月24日に起工され、2016年5月下旬までにガラス繊維強化プラスチックの船体の形成は完了しました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフは起工された]
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフの船体が形成される]
その後、艦内へ各種機器を設置する為、船体周辺に足場が組まれましたが、2016年6月7日夜に火災が発生しました。
[ロシア海軍の為に建造中の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフで火災が発生した]
この為、「ゲオルギー・クルバトフ」の進水と就役は延期される事になりました。
プロジェクト12700の4番艦「ウラジーミル・イェメリヤノフ」は2017年4月20日に起工されています。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ウラジーミル・イェメリヤノフはサンクトペテルブルクで起工された]
プロジェクト12700の5番艦「ヤーコフ・バリャーエフ」は2017年12月26日に起工されました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ヤーコフ・バリャーエフはサンクトペテルブルクで起工された]
プロジェクト12700の6番艦ピョートル・イリイチョーフ「」は2018年7月25日に起工されました。
[ロシア海軍の為のアレクサンドリト級掃海艦6番艦ピョートル・イリイチョーフは起工された]
2019年に起工される7番艦は、今年5月に死去した元ロシア海軍中将アナトーリー・シレモフ氏の名前が付けられるようです。

現在までにプロジェクト12700対機雷防衛艦は、サンクトペテルブルクの『中部ネヴァ川造船工場』でのみ建造されていますが、今後は極東方面でも建造されます。
[ロシア海軍の為のプロジェクト12700対機雷防衛艦(掃海艦)は極東(コムソモリスク・ナ・アムーレ)でも建造される]
プロジェクト12700の3番艦の船体形成作業は、サンクトペテルブルクの『中部ネヴァ川造船工場』で2016年6月27日に始まりました。
[ロシア海軍の為の第3のプロジェクト12700掃海艦の建造が始まった]
2017年1月25日、3番艦は「イワン・アントノフ」と命名され、起工式典が開催されました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦イワン・アントノフはサンクトペテルブルクで起工された]
2018年4月25日、「イワン・アントノフ」は進水しました。
[ロシア海軍のアレクサンドリト級掃海艦3番艦イワン・アントノフは進水した]
進水後、造船所の岸壁で艤装工事が進められました。
2018年7月18日の「イワン・アントノフ」

2018年8月11日の「イワン・アントノフ」

当初、「イワン・アントノフ」は、2018年9月末までにロシアの内陸水路経由でサンクトペテルブルクから黒海へ回航される予定だったのですが、実行には移されませんでした。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型掃海艦イワン・アントノフは2018年9月に黒海へ回航される]
「イワン・アントノフ」は9月18日に造船所の岸壁を離れて出航し、ラドガ湖での航行試験を開始しました。


ラドガ湖で試験中の「イワン・アントノフ」

ラドガ湖での試験は10月初頭に完了し、10月8日には造船所の岸壁へ戻りました。

11月1日に造船所の岸壁を離れ、今度はバルト海へ出航しました。
11月6日にバルト艦隊基地バルチースクへ到着しました。

11月11日にバルチースクを出航し、バルト海での航行試験を開始しました。


11月14日にバルチースクへ帰港しました。

現在の所、「イワン・アントノフ」は2018年12月末までにロシア海軍への引き渡しが予定されています。
同艦は黒海艦隊へ配備されます。
[プロジェクト12700アレクサンドリト掃海艦]
ロシア海軍の新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」は、船体が一体成型のガラス繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。


プロジェクト12700の1番艦「アレクサンドル・オブホフ」は、2011年9月22日にサンクトペテルブルクの『中部ネヴァ川造船工場』で起工され、2014年6月27日に進水し、2016年12月9日に就役しました。
[新世代掃海艦プロジェクト12700の1番艦アレクサンドル・オブホフはロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ編入された]
プロジェクト12700の2番艦「ゲオルギー・クルバトフ」は、2015年4月24日に起工され、2016年5月下旬までにガラス繊維強化プラスチックの船体の形成は完了しました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフは起工された]
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフの船体が形成される]
その後、艦内へ各種機器を設置する為、船体周辺に足場が組まれましたが、2016年6月7日夜に火災が発生しました。
[ロシア海軍の為に建造中の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフで火災が発生した]
この為、「ゲオルギー・クルバトフ」の進水と就役は延期される事になりました。
プロジェクト12700の4番艦「ウラジーミル・イェメリヤノフ」は2017年4月20日に起工されています。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ウラジーミル・イェメリヤノフはサンクトペテルブルクで起工された]
プロジェクト12700の5番艦「ヤーコフ・バリャーエフ」は2017年12月26日に起工されました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ヤーコフ・バリャーエフはサンクトペテルブルクで起工された]
プロジェクト12700の6番艦ピョートル・イリイチョーフ「」は2018年7月25日に起工されました。
[ロシア海軍の為のアレクサンドリト級掃海艦6番艦ピョートル・イリイチョーフは起工された]
2019年に起工される7番艦は、今年5月に死去した元ロシア海軍中将アナトーリー・シレモフ氏の名前が付けられるようです。

現在までにプロジェクト12700対機雷防衛艦は、サンクトペテルブルクの『中部ネヴァ川造船工場』でのみ建造されていますが、今後は極東方面でも建造されます。
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