ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はブルネイを訪れた

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年11月18日8時38分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はブルネイに到着した】
ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、遠距離航海計画に沿ってムアラ港(ブルネイ)への業務寄港を行なった。
歓迎式典の後、艦船支隊指揮官は、港湾都市の行政府への表敬訪問を行なう。
本日、巡洋艦「ワリャーグ」艦内では、支隊の停泊期間中の物資-技術サービス供給の問題に関する労働者の打ち合わせが行なわれる。
この先には、両国の船員間のサッカー及びバレーボールの親善試合、ロシア艦の乗組員の為の総合文化プログラムの提供が計画されている。
ブルネイへの訪問は、11月23日の完了が計画されている。
2018年10月1日、ロシア太平洋艦隊のナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」(1978年10月30日就役)を伴い、3ヶ月以上に渡るアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発した]

10月4日、太平洋艦隊艦船支隊は日本の函館へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフと大型海洋給油船ボリス・ブトマは日本の函館港を訪れた]
今年(2018年)は、函館にロシア領事館が開設されてから160周年に当たるので、これに関連する訪問でした。
(1858年に最初のロシア領事ゴシケーヴィチ一行が着任した)
『函館日ロ交流史研究会』公式サイトより
【函館・ロシア略年表】
10月5日にはロシア領事館開設160周年記念式典が開催されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊将兵は函館のロシア領事館開設160周年記念式典へ参加した]
10月6日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は函館港の港町埠頭A岸壁で一般公開されました。


太平洋艦隊艦船支隊は10月7日に函館を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は日本の函館港を去った]
10月10日、太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島へ到着した]


太平洋艦隊艦船支隊は、10月11日に済州島沖で行なわれた「2018大韓民国海軍国際観艦式」へ参加しました。
『中央日報』(日本語版)より
2018年10月11日8時57分配信
【済州国際観艦式、米空母など国内外艦艇41隻が参加…日中は代表団のみ派遣】
10月15日に済州島を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島を去った]
その後、艦船支隊は東シナ海へ入り、10月17日には潜水艦を捜索する演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で潜水艦の捜索演習を行なった]
10月21日、太平洋艦隊艦船支隊は中国の青島港へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は中国の青島港を訪れた]


10月23日には太平洋艦隊の艦船が一般公開されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦船は中国の青島港で一般公開された]
10月25日、太平洋艦隊艦船支隊は青島港を出航し、黄海で中国海軍の軍艦と合同演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は中国の青島港を去った]
11月6日には東シナ海で対空防衛などの演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で対空防衛演習を実施した]

その後、支隊は南シナ海へ入り、11月18日にはブルネイのムアラ港へ到着しました。

太平洋艦隊艦船支隊は、11月23日までムアラ港に滞在します。
なお、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」と大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」は、昨年(2017年)10月12日~17日にもブルネイを訪れています。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年10月12日4時20分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はブルネイへ業務寄港の為に到着した】
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年10月17日8時30分配信
【太平洋艦隊艦船はブルネイ海軍と合同演習『PASSEX』を実施した】
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