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ロシア海軍黒海艦隊の為の新型哨戒艦ドミトリー・ロガチョフはセヴァストーポリへ到着した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年12月4日14時48分配信
【セヴァストーポリへ最新哨戒艦が到着した】
セヴァストーポリ、12月4日-ロシア通信社ノーボスチ

最新哨戒艦「ドミトリー・ロガチョフ」乗組員は、国家受領航行試験の次の段階を継続する為、初めてセヴァストーポリへ到着した。
黒海艦隊の情報供給部長アレクセイ・ルリョフ2等海佐は報道陣へ伝えた。

この5日間、艦の乗組員は、計画に沿って複合活動を行なう事をルリョフは指摘した。

「特殊活動を完了した後、哨戒艦ドミトリー・ロガチョフは、試験の更なる段階の実施の為、駐留所ノヴォロシースクへの移動を行ないます」
声明では、こう述べられた。

以前、最新哨戒艦の乗組員は、黒海艦隊の海上射爆場で成功裏に試験を実施し、初めての砲射撃を行なった。
艦の乗組員は、通常モード、更には最大仰角で、海上、沿岸、空中の模擬目標への砲射撃を実施した。



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プロジェクト22160哨戒艦は、平時には領海警護、200海里の排他的経済水域の哨戒、海上密輸及び海賊行為の取り締まり、海難救助支援、海洋環境調査、 戦時には船舶の海上航行警護、海軍基地及び近海防衛を行なう多目的艦です。

現在建造中のプロジェクト20380/20385コルベットよりも、やや小サイズの艦ですが、航続性能は20380/20385を上回っています。

設計はサンクトペテルブルク「北方計画設計局」が担当しました。
公開株式会社『北方計画設計局』公式サイトより
【哨戒艦プロジェクト22160】

建造を担当するのは、ロシア内陸部タタールスタン共和国ゼレノドリスク造船所です。
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【公開株式会社「A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場」公式サイト】

プロジェクト22160哨戒艦の2番艦「ドミトリー・ロガチョフ」は、2014年7月25日に起工され、2017年末頃にゼレノドリスクから内陸水路を通って黒海沿岸のケルチ市『ザリフ造船所』まで運ばれ、ここで艤装が行われました。
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「ドミトリー・ロガチョフ」の乗組員の編成は2018年3月下旬までに完了しました。
[ロシア海軍黒海艦隊は新型哨戒艦ドミトリー・ロガチョフの乗組員の編成を完了した]

2018年9月後半にノヴォロシースク海軍基地で消磁作業を行ないました。
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2018年11月26日に出航し、黒海で砲撃試験を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型哨戒艦ドミトリー・ロガチョフは黒海で砲撃試験を行なった]

その後、ノヴォロシースクを出航し、12月4日にセヴァストーポリへ到着しました。

今後、「ドミトリー・ロガチョフ」セヴァストーポリ沖で洋上試験を実施した後、ノヴォロシースクへ戻って試験を続けます。

「ドミトリー・ロガチョフ」は2019年初頭にロシア海軍への引き渡しが予定されています。


プロジェクト22160哨戒艦は、現在までに6隻が起工されています。

「ワシーリー・ブイコフ」Василий Быков(工場番号161)
2014年2月26日起工/2017年進水/2018年就役予定

「ドミトリー・ロガチョフ」Дмитрий Рогачёв(工場番号162)
2014年7月25日起工/2017年進水/2019年就役予定

「パーヴェル・デルジャーヴィン」Павел Державин(工場番号163)
2016年2月18日起工/2020年就役予定

「セルゲイ・コトフ」Сергей Котов(工場番号164)
2016年5月8日起工/2020年就役予定

「ヴィクトール・ヴェリキー」Виктор Великий(工場番号165)
2016年11月25日起工/2021年就役予定

「ニコライ・シピャーギン」Николай Сипягин(工場番号166)
2018年1月13日起工/2022年就役予定


プロジェクト22160哨戒艦は6隻全てが黒海艦隊へ配備され、ノヴォロシースクに駐留します。
[ロシア海軍黒海艦隊の新ノヴォロシースク基地は60隻以上の艦船を収容できる]
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