ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォはセヴァストーポリへ到着した
『タス通信』より
2018年12月7日17時2分配信
【黒海艦隊の最新小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」は初めてセヴァストーポリ基地へ到着した】
セヴァストーポリ、12月7日/タス通信
黒海艦隊の最新小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」は国家受領試験を完了し、駐留するセヴァストーポリへ初めて到着した。
同艦隊の情報供給部は、流布した声明で述べた。
「黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは、ノヴォロシースクからセヴァストーポリ市への初めての移動を無事に完了いたしました。
以前、同艦は国家受領試験計画の下での全ての活動を成功裏に実行しました。
艦への海軍旗掲揚及び海軍への受領式典は12月中に計画されています」
声明では、こう述べられた。
黒海艦隊は、12月に艦への海軍旗掲揚及び海軍への受領式典が開催されると発表した。
「式典は、艦の駐留所であるセヴァストーポリ英雄市で開催されます」
黒海艦隊広報サービスは付け加えた。
小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」は多目的艦であり、近代化された「ブヤン-M」シリーズの7隻目であり、黒海艦隊の為に建造された2隻目である。
艦の用途は、国家海洋経済ゾーンの保護と防護である。
同プロジェクト艦は、増加した排水量を有し、海上および沿岸目標の撃破の為に意図されている最新の長距離高精度ミサイル兵器~汎用ミサイル複合体「カリブル-NK」で武装する。
[プロジェクト21631ブヤン-M小型ロケット艦]
プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の7番艦「オレホヴォ・ズエヴォ」は、ゼレノドリスクの『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で2014年5月29日に起工されました。
[ロシア黒海艦隊の為の小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォが起工された]
2018年7月18日に進水しました。




2018年9月に内陸水路経由で黒海沿岸のノヴォロシースクへ回航されました。

その後、ノヴォロシースク海軍基地で航行試験の準備が進められました。
左から
プロジェクト22160哨戒艦2番艦「ドミトリー・ロガチョフ」
プロジェクト22160哨戒艦1番艦「ワシーリー・ブイコフ」
プロジェクト21631小型ロケット艦7番艦「オレホヴォ・ズエヴォ」

11月19日までに黒海で洋上試験を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは黒海で洋上試験を開始した]
洋上試験は12月初頭に完了し、12月6日にノヴォロシースクからセヴァストーポリへの移動を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは洋上試験を完了した]
そして12月7日にセヴァストーポリへ到着しました。
今後、「オレホヴォ・ズエヴォ」はロシア海軍への引き渡しの準備を行ない、12月中の就役が予定されています。
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