ボレイ級戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーの工場試験は完了した

『ロシア通信社ノーボスチ』より
【セヴマシュは原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」の国家受領予備試験を完了した】
アルハンゲリスク、10月1日-ロシア通信社ノーボスチ
「セヴマシュ」は、原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」の工場航海試験の次の段階を完了し、この後には、潜水艦の国家受領試験を迎える。
同社広報サービスは月曜日に発表した。
試験中に、原子力潜水艦のシステムは様々なモードで点検作業が行なわれた。
「与えられた課題は、全て実行されました。契約企業の納入チーム及び艦の乗員は、完璧に作業をこなしました」
原子力潜水艦の納入責任者アレクサンドル・レジンコフは述べた。
「以前のロケット艦の海洋への出航で、原子力潜水艦は優れた航行能力と良好な操縦性を示しました。
工場航海試験の完了後、アレクサンドル・ネフスキーは新たな段階-水中艦の国家受領試験を迎えます」
セヴマシュ広報サービスは説明した。
プロジェクト955により建造された「アレクサンドル・ネフスキー」は、戦略ロケット艦「ボレイ」シリーズの最初の生産艦である。
原子力潜水艦の船体の長さは170メートル、幅13.5メートル。
最大潜航深度450メートル、水中速力29ノット。
シリーズのトップ艦「ユーリー・ドルゴルーキー」に続き、「セヴマシュ」は「アレクサンドル・ネフスキー」、「ウラジーミル・モノマーフ」及び「クニャージ・ウラジーミル」を起工した。
(2012年10月1日12時23分配信)
株式会社「生産連合セヴマシュ」公式サイトより
2012年10月1日配信
【おかえりなさい、「アレクサンドル・ネフスキー」!】
『アルムス-タス』より
2012年10月1日10時56分配信
【新世代戦略原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」は白海の工場航海試験からセヴェロドヴィンスクへ戻った】
[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]
第4世代戦略原子力潜水艦「ボレイ」級2番艦「アレクサンドル・ネフスキー」は2004年3月19日に起工され、2010年12月6日に進水しました。
この間、2007年には太平洋艦隊から乗組員が集められました。
2011年10月22日、最初の海洋航海試験が開始されました。

「アレクサンドル・ネフスキー」は、就役直後は北方艦隊へ仮配備されますが、極東方面のインフラが整い次第、太平洋艦隊へ配置換えされます。
[新世代戦略原潜ボレイ級1番艦は北方艦隊へ、2番艦は太平洋艦隊へ配備される]
ロシア海軍の計画では、太平洋艦隊への「ボレイ」級の配備は、2014年以降になります。
[2014年にロシア太平洋艦隊へ新世代戦略原潜ボレイ級が配備される]
カムチャツカ半島の原潜基地ルイバチーでは、「ボレイ」級を配備する為の然るべきインフラ整備が行なわれます。
[カムチャツカ半島の基地設備はボレイ級戦略原潜に適していない]
[ボレイ級戦略原潜の為、カムチャツカ半島に新たな設備が建設される]
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