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プロジェクト21631ブヤン-M小型ロケット艦は2023年までに12隻がロシア海軍へ就役する

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『タス通信』より
2018年12月11日1時16分配信
【タタールスタンの企業は「カリブル」を有する12隻の最新艦のシリーズを2023年に完了する】
セヴァストーポリ、12月10日/タス通信

造船組合『アク・バルス』(タタールスタン)は、最新小型ロケット艦である21631艦シリーズの建造の2023年の完了を計画している。
月曜日、組合の総取締役レナート・ミスタホフは報道陣へ伝えた。

先だって伝えられたように、月曜日にセヴァストーポリでは、プロジェクト21631(「ブヤン-M」)の7番艦である小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」が受領された。

「シリーズの次の艦が引き渡されました~現在、12隻の艦のシリーズが建造されています。
今年には、一度に2隻の艦が生産されました」

彼は話した。

企業によると、12隻の艦の内、既に7隻が完成し、ロシア連邦海軍へ引き渡されている。
更なる5隻は既に起工されている。
このシリーズ全ての建造の完了は2023年に計画されている。

ミスタホフは、同プロジェクト艦は、今後の輸出の為に提示されている事を指摘し、エジプトの軍事展示会で関心が示された事を想い起こした。
「このプロジェクトは、次は輸出へ向けられます。
今日の関心は、我々の艦へ向けられています」

彼は付け加えた。

同プロジェクト艦は、増加した排水量を有し、海上および沿岸目標の撃破の為に意図されている最新の長距離高精度ミサイル兵器~汎用ミサイル複合体「カリブル-NK」で武装する。



プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦は、これまでに12隻が起工され、この内の7隻がロシア海軍へ引き渡されています。
全てロシア内陸部ゼレノドリスク『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で建造されています。
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[小型ロケット艦プロジェクト21631「ブヤン-M」]

建造番号631「グラード・スヴィヤージスク」Град Свияжск
2010年8月27日起工/2013年3月9日進水/2014年7月27日就役
カスピ小艦隊へ配備

建造番号632「ウグリーチ」Углич
2011年7月22日起工/2013年4月10日進水/2014年7月27日就役
カスピ小艦隊へ配備

建造番号633「ヴェリキー・ウスチュグ」Великий Устюг
2011年8月27日起工/2014年5月21日進水/2014年11月18日納入/2014年12月19日就役
カスピ小艦隊へ配備

建造番号634「ゼリョヌイ・ドル」Зелёный Дол
2012年8月29日起工/2015年4月2日進水/2015年12月12日就役
黒海艦隊へ配備/2016年10月にバルト艦隊へ転属

建造番号635「セルプホフ」Серпухов
2013年1月25日起工/2015年4月3日進水/2015年12月12日就役
黒海艦隊へ配備/2016年10月にバルト艦隊へ転属

建造番号636「ヴイシニー・ヴォロチョーク」Вышний Волочек
2013年8月29日起工/2016年8月22日進水/2018年5月25日納入/2018年6月1日就役
黒海艦隊へ配備

建造番号637「オレホヴォ・ズエヴォ」Орехово-Зуево
2014年5月29日起工/2018年7月18日進水/2018年12月10日就役
黒海艦隊へ配備

建造番号638「イングシェチア」Ингушетия
2014年8月29日起工/2019年就役予定
黒海艦隊へ配備予定

建造番号639「グライヴォロン」Грайворон
2015年4月10日起工/2020年就役予定
黒海艦隊へ配備予定

建造番号640「グラード」Град
2017年4月24日起工/2021年就役予定

建造番号641「ナロ・フォミンスク」Наро-Фоминск
2018年2月23日起工/2022年就役予定

建造番号642「スタヴロポリ」Ставрополь
2018年7月12日起工/2023年就役予定


プロジェクト21631は12番艦までの建造が計画されており、この内の10~12番艦の建造契約は2016年9月に締結されました。
[ロシア海軍の為のブヤン-M小型ロケット艦3隻(10-12番艦)の建造契約が締結された]


プロジェクト21631の主要兵装は、有翼ミサイル複合体「カリブル」です。
「カリブル」には、対艦攻撃型(最大射程375km)と対地攻撃型(最大射程2500km)が有ります。
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[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]
[ロシア海軍はシリアのテロ組織へ100発の巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

従来の小型ロケット艦は対艦攻撃のみに特化していましたが、「ブヤン-M」は対地攻撃用の有翼ミサイルを搭載する事により、地上への戦力投射にも使用できるようになりました。
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「ブヤン-M」の対空兵装は、「ギブカ」「ドゥエト」です。
近接高射ミサイル「ギブカ」
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30mm2連装ガトリング砲「ドゥエト」

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今後、「ブヤン-M」は電子機器や対空兵装の近代化が計画されています。
[ロシア海軍のプロジェクト21631ブヤン-M小型ロケット艦は電子機器と対空兵器を更新する近代化が計画されている]

更に、新たな小型ロケット艦・プロジェクト22800「カラクルト」の建造も始まっており、こちらは18隻の建造が計画されています。
[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦]
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