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ロシア太平洋艦隊司令官は語る

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『タス通信』より
2018年12月12日7時42分配信
【太平洋艦隊は8隻のコルベット、更には駆逐艦と潜水艦を受け取る】
タス通信、12月12日

太平洋艦隊は合計で6隻のディーゼルエレクトリック潜水艦、8隻のコルベット、更には「カリブル」で武装する駆逐艦、原子力潜水艦、小型ロケット艦を受け取る。
新聞『クラースナヤ・ズヴェズダー』のインタビューに対し、太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将は述べた。
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「私共は、2018年末までに、太平洋艦隊へのプロジェクト20380コルベット"グロームキー"の受け入れを計画しております。
これは同プロジェクトの第2のコルベットであり、再装備プログラムの枠組みで太平洋艦隊の為に特別に建造されたものです」

提督は話した。
彼によると、艦は現在、工場航行試験及び国家受領試験の段階を完了している。
艦への(海軍)旗掲揚は、12月下旬になる。

次の年(2019年)、艦隊プロジェクト20385コルベット「グレミャーシチー」が増強される。
既に乗組員が居住しており、艦の艤装は通常モードである。
「この艦は、有翼ミサイル複合体カリブルを搭載する太平洋艦隊で最初の艦であり、この事実を考慮し、特別な訓練が実施されています。
私共は、業界から合計8隻のコルベットの受領を見込んでおります」

提督は説明した。

コムソモリスク・ナ・アムーレ造船工場では、太平洋艦隊の為に、有翼ミサイル「カリブル」及び「オーニクス」で武装する4隻のプロジェクト22800小型ロケット艦が建造される。
大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」は、近代化中に打撃ミサイル複合体を受け取る。

提督によると、艦隊は水中構成も強化する。
太平洋艦隊は6隻の新たなプロジェクト636.3ディーゼルエレクトリック潜水艦を受け取り、その1隻目は2019年に艦隊へ加入しなければならない。
更に、プロジェクト949A原子力ロケット巡洋艦ミサイル複合体「カリブル」による近代化が続けられている。



ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベットの2隻目となる「グロームキー」は、現在、洋上試験を完了し、引き渡しの準備が進められています。
ロシア海軍への就役式典は、2018年12月下旬に開催されるようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の最新鋭コルベット"グロームキー"は洋上試験を完了した]

プロジェクト20385コルベットの1番艦「グレミャーシチー」は2019年末までに就役する予定です。
2018年11月下旬から消磁作業が開始されています。
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[プロジェクト20385コルベット1番艦グレミャーシチーは2019年末までにロシア海軍へ引き渡される]

最終的には、太平洋艦隊向けとして計8隻のプロジェクト20380/20385コルベットの建造が計画されています。
(20380が4隻、20385が4隻)

ロシア海軍新世代小型ロケット艦プロジェクト22800「カラクルト」は、今後太平洋艦隊向けに6隻の建造が計画されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のカラクルト級小型ロケット艦6隻の建造契約は2019年に締結される]

今回の記事で「駆逐艦」とも書かれているプロジェクト1155大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」は、現在、ウラジオストク艦船修理工場で近代化改装工事が行なわれています。
[近代化改装中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフ近影(2018年7月11日)]

太平洋艦隊向けに6隻の通常動力潜水艦プロジェクト06363の建造が計画されており、現時点では既に2隻が起工されています。
[プロジェクト06363潜水艦(太平洋艦隊)]

太平洋艦隊所属のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦4隻は、主兵装のミサイルを換装する近代化改装を行ないます。
[近代化改装されるロシア海軍太平洋艦隊のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級)の1隻目は2021年以降に復帰する]


新規建造或いは近代化改装されるこれらの艦の殆どは、有翼ミサイル「カリブル」を搭載します。
[ロシア海軍は2018年4月~6月に49基の巡航ミサイル"カリブル"を受領した]
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]
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