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バルト工場はヘリ空母ウラジオストクの船体を起工した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
【バルト工場は「ミストラル」1番艦の船体の建造を開始した】
サンクト-ペテルブルク、10月1日-ロシア通信社ノーボスチ

統合造船業営団の一員となっている有限会社「バルト工場-造船」は、2隻の揚陸ヘリコプター艦「ミストラル」の1隻目の船体の建造を開始した。
月曜日、造船工場の広報サービスは発表した。

「有限会社バルト工場-造船は、ウラジオストクと命名された艦の船体を起工しました。
正確に建造スケジュール通りに」

声明では、こう述べられた。

「バルト工場」は、ロシアの「ミストラル」トップ艦の建造の枠組み内における最初の業務であるプレートカットを8月1日に開始した。
2013年5月、「セヴァストーポリ」と命名された2隻目のヘリコプター空母のプレートカットが開始されるだろう。

有限会社「バルト工場-造船」は、2隻のヘリコプター揚陸ドック艦「ミストラル」型の船体の為の浮揚部品の建造企業である。

2011年6月、連邦単一企業「ロシア兵器輸出公社(ロソボロネクスポルト)」及びフランスDCNS社は、最初の2隻のヘリコプター空母の建造契約に署名した。
「統合造船業営団」は、サンナゼールのフランス造船所「STXフランス」の下請け業者として関わっている。

「バルト工場」では、船体の40パーセントに当たる24個の船体ブロック(両方の艦の後部)を建造する。

その後、このブロックはフランスへ送られ、ヘリコプター空母の組み立てを完了させる。
最初の艦は、2015年にロシア海軍の編制へ加入しなければならない。

ロシア最大の造船企業の一つであるバルト工場は、1856年に設立された。
工場は、砕氷船や氷上航行船(原子力及びディーゼル)、貨物輸送の為の大型船及び軍用艦、広範囲に渡る機械製造、動力機器、更には、非鉄金属や鉄鋼鋳造物の供給を専門とする。
(2012年10月1日17時19分配信)


『統合造船業営団』公式サイトより
【バルト工場は最初のミストラルを起工した】


[ヘリ空母ミストラル型]
[ヘリ空母ミストラル型(旧ブログ)]
[ロシア海軍向けミストラル型の詳細が公表された]

ロシア向けの「ミストラル」型の売買契約は、2011年6月に締結されました。
『ロシア通信社ノーボスチ』2017年6月17日17時11分配信
【ロシアとフランスは、ヘリコプター空母「ミストラル」に関する契約を締結する】

ロシア海軍向け「ミストラル」1番艦は、今年2月1日にフランスのサン・ナゼール造船所で起工されました。
[ロシア海軍向けヘリ空母「ミストラル」型1番艦は起工される]
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「バルト工場-造船」(旧「バルト工場」)「ミストラル」型の船体の一部を製造する為の契約は、昨年12月に同社と「統合造船業営団」との間で締結されています。
[バルチースキー・ザヴォートは「ミストラル」型の船体を建造する]

ロシア海軍向けの最初の「ミストラル」型2隻の艦名は「ウラジオストク」「セヴァストーポリ」です。
[ロシア海軍向け「ミストラル」型の艦名は「ウラジオストク」と「セヴァストーポリ」になる]

バルト工場は、8月1日よりヘリ空母「ウラジオストク」のプレートカットを開始しています。
[バルト工場はヘリ空母ミストラル級の船体ブロック建造を8月から開始する]
[ロシアにおけるヘリ空母ミストラルの船体建造は27億ルーブル掛かるだろう]

そして今回(2012年10月1日)、ヘリ空母「ウラジオストク」の船体後部が正式に起工されました。

これまでの報道を総合すると、ロシア海軍向け「ミストラル」型の建造手順は、こうなるようです。
1:フランスのサン・ナゼール造船所で艦の主要部分を建造
2:ロシアのサンクトペテルブルク市のバルト工場で艦尾部分を建造
3:サンナゼール造船所で船体を結合、兵器以外のロシア製機器も設置
4:ロシア本国の造船所へ回航して兵装を搭載

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「バルト工場」には、2つの造船ドックが在ります。
造船台A:全長350m、幅36m
造船台B:全長245m、幅32.6m
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右側が造船台B、左側が造船台Aです。
今回、ヘリ空母「ウラジオストク」後部船体が起工されたのは、造船台Aです。
船体後部が完成すれば、フランスのサンナゼール造船所へ送られ、ここで船体が結合されます。

「ミストラル」型(フランス海軍)
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艦の後部には、ヘリコプター格納庫やウェルドックが有ります。


ヘリ空母「ウラジオストク」「セヴァストーポリ」は太平洋艦隊へ配備される予定です。
[ヘリ空母ミストラル型はウラジオストク市へ配置される]
[ヘリ空母ミストラルのウラジオストク(ウリス湾)配備には2-3億ルーブルを要する]
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