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ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』はベンガル湾で始まった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年11月13日8時48分配信
【太平洋艦隊及びインド海軍の艦船はロシア-インド海軍演習『インドラ・ネイヴィー-2018』の実地部門へ着手した】

本日、ベンガル湾ヴィシャーカパトナム港海域で、太平洋艦隊の艦船が関わるロシア-インド2ヶ国海軍演習『インドラ・ネイヴィー-2018』の海上部門が始まった。
演習の主なテーマは、海上における船舶航行及び経済活動の保護の為の2ヶ国の海軍協力となる。

太平洋艦隊旗艦のナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」は、12月9日に到着したヴィシャーカパトナムを去り、演習実施の為、指定海域へ進路を取った。

インド側からは合同演習へ誘導ロケット駆逐艦「ランヴィール」、誘導ロケットフリゲート「サツプラ」、コルベット「カドマット」、「ハンジャル 」、給油船「ジョティ」が関わる。
『インドラ・ネイヴィー-2018』の様々な段階の任務への取り組みには、合計で10隻以上の2ヶ国の戦闘艦及び支援船、インド海軍航空機及びヘリコプター、更には大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」ヘリコプターが参加する。

本日、海上での艦船の艦上ヘリコプターのフライトへの取り組みが計画されている。
フライト操作中、ロシア艦は、インド海軍ヘリコプターを艦上へ受け入れる。

更に、航行中の給油船からの水及び燃料の補充と、合同夜間戦術操艦の演習が計画されている。



2018年10月1日、ロシア太平洋艦隊ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)と大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」(1978年10月30日就役)を伴い、3ヶ月以上に渡るアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発した]
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10月4日、太平洋艦隊艦船支隊日本函館へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフと大型海洋給油船ボリス・ブトマは日本の函館港を訪れた]

今年(2018年)は、函館ロシア領事館が開設されてから160周年に当たるので、これに関連する訪問でした。
(1858年に最初のロシア領事ゴシケーヴィチ一行が着任した)
『函館日ロ交流史研究会』公式サイトより
【函館・ロシア略年表】

10月5日にはロシア領事館開設160周年記念式典が開催されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊将兵は函館のロシア領事館開設160周年記念式典へ参加した]

10月6日、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」函館港港町埠頭A岸壁で一般公開されました。
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太平洋艦隊艦船支隊は10月7日に函館を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は日本の函館港を去った]

10月10日、太平洋艦隊艦船支隊大韓民国済州島へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島へ到着した]
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太平洋艦隊艦船支隊は、10月11日に済州島沖で行なわれた「2018大韓民国海軍国際観艦式」へ参加しました。
『中央日報』(日本語版)より
2018年10月11日8時57分配信
【済州国際観艦式、米空母など国内外艦艇41隻が参加…日中は代表団のみ派遣】

10月15日に済州島を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は大韓民国の済州島を去った]

その後、艦船支隊東シナ海へ入り、10月17日には潜水艦を捜索する演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で潜水艦の捜索演習を行なった]

10月21日、太平洋艦隊艦船支隊中国青島港へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は中国の青島港を訪れた]
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10月23日には太平洋艦隊の艦船が一般公開されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の艦船は中国の青島港で一般公開された]

10月25日、太平洋艦隊艦船支隊青島港を出航し、黄海中国海軍の軍艦と合同演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は中国の青島港を去った]

11月6日には東シナ海で対空防衛などの演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は東シナ海で対空防衛演習を実施した]

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その後、支隊南シナ海へ入り、11月18日にはブルネイムアラ港へ到着しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はブルネイを訪れた]

11月23日にムアラ港を出航し、ブルネイ海軍と合同演習を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はブルネイを出航した]

11月27日、シンガポールチャンギ海軍基地へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はシンガポールのチャンギ海軍基地を訪れた]

12月2日、チャンギ海軍基地を出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はシンガポールを去った]
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その後、太平洋艦隊艦船支隊マラッカ海峡を通過してベンガル湾へ入り、12月9日にはインド東部ヴィシャーカパトナム港へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はインド東部のヴィシャーカパトナムへ到着した]
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12月11日、ロシア海軍インド海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』の沿岸フェーズが始まりました。
具体的には、12月13日以降に実施されるベンガル湾での海上演習の為の打ち合わせ、そして沿岸でのダメージコントロール訓練などです。
[ロシア海軍とインド海軍は合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』の準備を行なう]

そして12月13日、ベンガル湾合同演習『インドラ・ネイヴィー-2018』の海上フェーズが始まりました。

ロシア海軍からの参加艦船は、太平洋艦隊艦船支隊の3隻です。

一方、インド海軍からは、この5隻が参加します。

ミサイル駆逐艦D54「ランヴィール」(1986年8月28日就役)
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ミサイルフリゲートF48「サツプラ」(2011年8月20日就役)
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コルベットP29「カドマット」(2016年1月7日就役)
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コルベットP47「ハンジャル 」(1991年 8月22日就役)
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補給艦A58「ジョティ」(1996年6月20日就役)
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この内、「ランヴィール」は旧ソヴィエト連邦時代のウクライナ「ジョティ」ロシアで建造されました。
他の3隻はインド国内で建造されていますが、兵装や電子機器の一部はロシア製です。
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