FC2ブログ

ロシア海軍太平洋艦隊の為の新型砕氷船エヴパチー・コロヴラトは起工された


『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年12月12日15時36分配信
【砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」型の軽量化ヴァージョンはサンクトペテルブルクで起工された】

12月12日・水曜日、サンクトペテルブルクの造船商会『アルマーズ』で、ロシア海軍の為に意図されているプロジェクト21180Mディーゼルエレクトリック砕氷船「エヴパチー・コロヴラト」の起工式典が開催された。
『Mil.Press FlotProm』特派員は現地より報告した。


「我々には、難しい作業が待ち受けていますが、無事に完了する事を確信しております。
砕氷船は、海軍にとって必要な課題を解決します」

同船のプロジェクトを開発したニジニ・ノヴゴロド設計局『ヴィンペル』の総取締役ヴャチェスラフ・シャタロフは起工式典で語った。

砕氷船の海軍への引き渡しは2022年に予定されている。
新たな船は、太平洋艦隊での勤務へと向かう事が計画されている。
係留港はペトロパブロフスク・カムチャツキーとなる。

砕氷船「エヴパチー・コロヴラト」は、プロジェクト21180船「イリヤー・ムーロメツ」の軽量ヴァージョンである。
「海軍には、同プロジェクト船よりも吃水の少ない砕氷船が必要です」
2017年、『Mil.Press FlotProm』のインタビューに対し、『ヴィンペル』主任エンジニアのドミトリー・ポサドフは述べた。

「エヴパチー・コロヴラト」は、結氷条件下での艦船の自立先導全種類の氷上作業、曳航保障、基地から離れた地域への貨物の移送、遭難した船の救助の実行の為に意図されている。

プロジェクト21180M砕氷船の満載排水量は4080トン、船体の長さは82メートル、幅19メートル、吃水4.6メートル。
速力14ノット、航続距離76000海里、自立行動期間30日、乗組員28名。
速力2ノットで厚さ1メートルの氷を突破できる。

プロジェクト21180船のトップ、ディーゼルエレクトリック砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」は6000トンの排水量を有する。
同船は『アドミラルティ造船所』で2015年4月23日に起工され、2016年6月に進水し、2017年11月30日に海軍へ引き渡された。



プロジェクト21180ディーゼルエレクトリック砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」は、2017年11月30日にロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ配備されました。
[新型砕氷船イリヤー・ムーロメツ、ロシア海軍へ就役(2017年11月30日)]
[ロシア海軍の新型砕氷船イリヤー・ムーロメツは北方艦隊基地へ到着した]

海軍向けの砕氷船は、ソヴィエト連邦時代の1960年代(1960年~1970年)にプロジェクト97砕氷船が8隻建造されて以来、ほぼ50年ぶりとなります。


「イリヤー・ムーロメツ」の就役から1年以上経った2018年12月12日、プロジェクト21180M砕氷船の1番船「エヴパチー・コロヴラト」サンクトペテルブルク『アルマーズ』造船所で起工されました。
18-1213g.jpg

プロジェクト21180Mは、プロジェクト21180を小型化した砕氷船であり、基本的な機能は同一です。
18-1213h.jpg

「エヴパチー・コロヴラト」は2022年の就役が予定されており、就役後は太平洋艦隊へ配備されます。

更に、プロジェクト21180M砕氷船の2番船の建造も予定されており、こちらは2027年に就役し、北方艦隊へ配備されます。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年12月12日16時4分配信
【海軍の為の第2の「エヴパチー・コロヴラト」型砕氷船は2027年になれば竣工する】
関連記事
スポンサーサイト