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ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはバレンツ海で対潜戦闘訓練を行なう

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『タス通信』より
2018年12月19日21時18分配信
【巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は戦闘演習任務遂行の為にバレンツ海へ出た】
モスクワ、12月19日/タス通信

北方艦隊旗艦・重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は戦闘演習任務遂行の為にバレンツ海へ出た。
これは、同艦の新たな戦闘訓練期間の初めての出航となる。
水曜日、同艦隊の広報サービスは発表した。

「巡洋艦の乗組員は、海上における水上艦の個々の訓練要素へ取り組み、対潜ミサイル射撃による潜水艦への攻撃を実施します。
戦闘訓練で巡洋艦の乗組員は、北方艦隊の潜水艦連合部隊の1隻が役割を演じる実際の水中目標へ兵器を実地使用します」

広報サービスは伝えた。

海上での指定任務を遂行した後、「ピョートル・ヴェリキー」は艦隊の主要基地-セヴェロモルスクへ戻る。

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、ロシア海軍に唯一在籍している第3世代の重原子力ロケット巡洋艦プロジェクト1144「オルラン」シリーズである。
同艦はバルト造船工場で1986年8月25日に起工され、1989年4月25日に進水した。
1998年4月18日、艦は海軍へ加入し、聖アンドレイ旗が掲揚された。

プロジェクト1144巡洋艦(コード名「オルラン」NATO分類キーロフ級)は、国内海軍で最初かつ唯一の核動力を有する水上戦闘艦である。
同プロジェクト艦は、航空母艦ではない打撃戦闘艦としては世界最大である。



ロシア北方艦隊旗艦重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2018年4月18日に就役20周年を迎えました。
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは20歳になった]
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーで就役20周年記念式典が開催された]

2018年11月初頭からバレンツ海で戦闘訓練を行なっていました。
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは戦闘訓練の為にバレンツ海へ出航した]

11月8日~9日には、最新鋭フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」(2018年7月28日就役)と共に潜水艦の救助演習を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーとフリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"は潜水艦の救助演習を行なった]

11月15日には、バレンツ海「ピョートル・ヴェリキー」原子力潜水艦の対抗演習が実施されました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはバレンツ海で対潜演習を実施した]


ロシア連邦軍の新年度は12月1日から始まりますが、12月19日、「ピョートル・ヴェリキー」は新年度初の戦闘訓練を行なう為、バレンツ海へ出航しました。
今回の北方艦隊広報部発表を見る限り、対潜戦闘訓練がメインになるようです。
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