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ロシア海軍のプロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフはディーゼル発電機を始動した

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『タス通信』より
2018年12月26日4時21分配信
【カリーニングラードで建造されている大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」は初めてディーゼル発電機を始動した】
カリーニングラード、12月25日/タス通信

ロシア連邦国防省の発注の下、カリーニングラード沿バルト造船工場『ヤンターリ』(『統合造船業営団』へ加入)で建造されている大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」は、初めてディーゼル発電機を始動した。
火曜日、工場新聞『前進』は、この発注の納入責任者セルゲイ・パンフィロフの談話を引用して報じた。

「艦(大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」)には合計で4基のディーゼル発電機が有り、2基は艦首の、2基は艦尾の機械室です。
未だ残っている調整及び準備作業を行ない、私共は、艦尾機械室での最初の始動を決定しました。
これは、艦の建造の次なる非常に充実した段階~来年の春に予定されている係留試験及び乗組員の居住の準備~の始まりでもあります」
パンフィロフ
は話し、工員は既に「艦のタービンからの最初の煙」を見ている事を指摘した。

工場『ヤンターリ』総取締役エドゥアルト・エフィーモフの談話を引用して伝えられたように、大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」の準備進捗度は高い。
彼によると、艦は遅くとも2019年3月までに試験へ入らなければならず、そして6月には工場航行試験を開始する。

プロジェクト11711の最初の生産艦である大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」の契約は、ロシア連邦国防省と2014年9月に署名され、艦は工場の船台で2015年6月に起工された。
「ピョートル・モルグノフ」は2018年5月25日に進水した。
同プロジェクトのトップ艦「イワン・グレン」は、2018年6月20日にロシア海軍の戦闘編制へ受け入れられた。

プロジェクト11711大型揚陸艦は、13両の戦車、36両の装甲兵員輸送車あるいは歩兵戦闘車、300名の揚陸隊員を収容する。
それは、指定場所へ強化された標準装備の海軍歩兵中隊を送り届け、ポンツーンにより上陸させる事ができる。
艦の兵装は、口径30mmの6銃身自動砲から成り、甲板の格納庫には2機の輸送戦闘ヘリコプターKa-29が駐留する。

メディアの報道によると、プロジェクト11711をベースにして、「イワン・グレン」級よりも排水量が数倍増加した大型揚陸艦を作成できる。



[プロジェクト11711大型揚陸艦(イワン・グレン型)]
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プロジェクト11711大型揚陸艦の2番艦は、当初2010年に起工される予定でしたがキャンセルされ、2014年9月に改めて建造が決定されました。
[ロシア海軍の大型揚陸艦イワン・グレン型の2番艦が建造される]

「ピョートル・モルグノフ」と命名された2番艦の為の工事は2014年12月から始まりました。
[プロジェクト11711大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフの建造が始まった]

2015年6月11日、「ピョートル・モルグノフ」の起工式典が開催されました。
[ロシア海軍の為のイワン・グレン型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは起工された]

その後、屋外造船台で船体の組み立てや上部構造物の取り付けなどが進められました。


起工から約3年を経た2018年5月25日に進水しました。

[ロシア海軍の為のプロジェクト11711大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは進水した]

現在は造船所の岸壁で艤装工事が進められています。
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艤装中の「ピョートル・モルグノフ」は、2018年12月25日までにディーゼル発電機を始動させました。

2019年3月までには「ピョートル・モルグノフ」の係留試験が始まり、6月には洋上試験が始まります。

「ピョートル・モルグノフ」ロシア海軍への引き渡しは、2019年末に予定されています。
[プロジェクト11711(イワン・グレン型)大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは2019年にロシア海軍へ引き渡される]


プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦「イワン・グレン」は、2018年6月20日に就役しています。
[プロジェクト11711大型揚陸艦の1番艦イワン・グレンはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

以前にはプロジェクト11711の建造は2隻(イワン・グレン、ピョートル・モルグノフ)で終了する予定でしたが、最近、追加建造が決定されました。
追加建造される艦は、拡大発展型になるかもしれません。
[ロシア海軍の為にプロジェクト11711大型揚陸艦(イワン・グレン型)の拡大発展型が開発される]
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