ロシア海軍の70隻以上の艦船は洋上で新年(2019年)を迎えた
- カテゴリ:ロシア海軍現況

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア海軍情報供給部発表
2018年12月31日15時30分配信
【海軍の70隻以上の艦及び支援船は海上で新年を迎える】
ロシア海軍の70隻以上の艦及び支援船は、遠海ゾーン及び大洋ゾーンで、確立された戦闘準備態勢のレベルを落とす事無く新たな2019年を迎える。
艦及び船では祝賀行事が行なわれ、当直から解放された全ての乗組員が参加する。
監視所で当直に就いている将兵には、慣例によりジェド・マロースが訪れ、軍事船員へ甘美な贈り物を配る。
祝祭の前の特別な配給サービスでは、全てのロシア人が好きなサラダ「オリヴィエ」、更にはフルーツと甘いパンを含む伝統の祝祭メニューが用意される。
更に新年の夜、祖国の沿岸から離れて任務を遂行している水兵、下士官、准士官、士官へ、彼らの家族及び親類からの手紙、祝賀状、贈り物が渡される。
現在、太平洋艦隊のナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、大型海洋給油船「ボリス・ブトマ」の3隻は、太平洋上を航行中です。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は洋上で新年(2019年)を迎えた]
また、地中海東部(シリア沖)には、少なくとも10隻のロシア海軍の艦船が滞在しています。
[黒海艦隊]
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」:2017年9月初頭から地中海東部に滞在
潜水艦「コルピノ」:2017年9月初頭から地中海東部に滞在
フリゲート「アドミラル・マカロフ」:2018年11月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「イワン・ゴルベツ」:2018年12月中旬から地中海東部に滞在
中型偵察艦「プリアゾヴィエ」:2018年12月末から地中海東部に滞在
中型海洋給油船「イマン」:2018年10月下旬から地中海東部に滞在
海洋曳船MB-31:2018年12月中旬から地中海東部に滞在
[バルト艦隊]
工作船PM-82:2017年8月中旬から地中海東部に滞在
[北方艦隊]
大型対潜艦「セヴェロモルスク」:2018年12月下旬から地中海東部に滞在
中型海洋給油船「カーマ」:2018年12月下旬から地中海東部に滞在
今回のロシア海軍広報部発表では触れられていませんが、この他にも、例えばパトロール中の北方艦隊及び太平洋艦隊の戦略原子力潜水艦、大西洋や地中海で行動中の原子力潜水艦、ロシア本土近海で行動中の通常動力潜水艦や小型水上艦、特殊任務に就いている偵察艦や調査船、測量船なども有り、大小の艦船を総計すると70隻以上が洋上に居るようです。
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