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ロシア海軍の為の新型測量船が建造されている

『タス通信』より
2018年1月2日9時7分配信
【2021年までにロシア海軍の為の9隻の新たな測量船が建造される】
モスクワ、1月2日/タス通信

2隻のプロジェクト19910小型測量船、2隻のプロジェクト23040G大型測量艇、更には2隻の最新大型測量艇プロジェクト23370Gロシア海軍の為に2021年までに建造される。
水曜日の国防省広報サービスには、こう記載されている。

「現在、2隻のプロジェクト19910小型測量船の建造が進められています」
国防省
は述べ、これらは、ブラゴヴェシチェンスク『10月革命記念造船工場』で建造されている「アレクサンドル・ロゴツキー」と命名された船と、ルイビンスク造船工場『ヴィンペル』で建造されている測量船「ニコライ・スコスイレフ」であると説明した。
これらは、それぞれ2019年及び2020年に海軍へ加入する。
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更に『ニジェゴロツキー・テプロホド』工場では、2隻の新たなプロジェクト23040G大型測量艇の工事が行なわれている。
以前に同社は、バルト艦隊測量サービスの為の2隻の同類のプロジェクトの建造を完了している。
新たな艦艇シリーズは、2019年に海軍へ受け入れられる。

北方艦隊及び太平洋艦隊の為、2018年に2隻の最新大型測量艇プロジェクト19920が起工され、建造中である。
2021年までに、更に3隻の新たなプロジェクト23370G大型測量艇が建造される。
その建造には、造船企業『KAMPO』が従事している。

[新たな測量艦艇]
プロジェクト19910小型測量船
は、ロシア海軍測量サービスのニーズの為に特別に建造されている船のシリーズである。
主な任務:航法海上ブイ及び全種類の標識の設置及び撤去、沿岸及び水上の航法機器設備のメンテナンス(検査、充電、修理)、無設備の海岸の沿岸測量部隊の作業を保障する為の様々な貨物の運送。

プロジェクト19920「バクラン」大型測量艇は、一連のロシア連邦海軍の測量サービスの旧式の大型測量艇の代替及び拡充を可能とする為にニジニーノヴゴロド市公開株式会社『ヴィンペル設計局』で開発された。
艇は、特に、沿岸部隊、海軍基地及び射爆場での艦の戦闘及び日常活動の保障の為に勤務する。

プロジェクト23370G艇は、航路安全作業及び各種の測量作業を遂行する為、沿岸航行安全浮標の設置、取り外し及びメンテナンス、無設備の海岸へ配置されているものを含めた沿岸の航法機器設備施設への修理作業班、作業要員、食料、燃料及び他の貨物の移送、更には、音響深度測定による深度測定操作の為に意図されている。

新たなプロジェクト23040Gは、公開株式会社『ニジェゴロツキー・テプロホド』工場が開発した多機能泊地緊急救助支援艇プロジェクト23040の発展型である。
新たなプロジェクトの優れた特色は中央、そして船尾ポストでの様々なモードの船の移動の制御が可能な船内勤務にある。
快適な航海操作及び安全の為、制御ポストでの様々なモードへの迅速な転換が規定されている。



プロジェクト19910小型測量船は、現在までに7隻が起工され、2隻が就役しています。
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[ルイビンスク造船工場『ヴィンペル』]
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「バイガチ」
:2002年9月18日起工/2006年8月29日進水/2007年11月25日就役。バルト艦隊へ配備
「ニコライ・スコスイレフ」:2015年12月24日起工/2019年就役予定

[ブラゴヴェシチェンスク『10月革命記念造船工場』]
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「アレクサンドル・ロゴツキー」
:2016年2月19日起工/2018年7月19日進水/2019年就役予定

[ウラジオストク『東方造船所』]
「ヴィクトル・ファレーエフ」
:2006年10月24日起工/2011年11月12日進水/2013年4月27日就役。太平洋艦隊へ配備
[小型水路測量船ヴィクトル・ファレーエフに聖アンドレイ旗が揚がる]

この他、クリミア半島ケルチ市造船工場『ザリフ』でも3隻が起工されています。


プロジェクト19920「バクラン」大型測量艇は11隻が起工され、9隻が就役しています。
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[ルイビンスク造船工場『ヴィンペル』]
BGK-2090
:2004年6月27日起工/2008年5月15日進水/2008年12月27日就役。カスピ小艦隊へ配備
「ニコライ・チモシェンコ」:2011年起工/2012年8月31日進水/2012年11月25日就役。北方艦隊へ配備
「エフゲニー・グニツェヴィチ」:2013年10月9日起工/2015年6月26日進水/2015年12月17日就役。バルト艦隊へ配備
「ユーリー・ベロフ」:2014年5月14日起工/2016年7月5日進水/2016年12月21日就役。黒海艦隊へ配備
「ヴセヴォロド・ヴォロビエフ」:2015年6月26日起工/2016年9月2日進水/2016年11月24日就役。北方艦隊へ配備
6番艇:2016年起工
7番艇:2016年起工

[ブラゴヴェシチェンスク『10月革命記念造船工場』]
「ユーリー・トロフィモフ」
:2006年10月17日起工/2008年7月17日進水/2009年6月17日就役。太平洋艦隊へ配備
BGK-2151:2012年3月起工/2013年進水/2013年12月14日就役。太平洋艦隊へ配備
BGK-2152:2013年11月起工/2014年6月3日進水/2015年6月14日就役。太平洋艦隊へ配備
BGK-2153:2013年11月起工/2015年進水/2015年12月就役。太平洋艦隊へ配備


プロジェクト23040G大型測量艇は4隻が起工され、1隻が就役しています。
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[『ニジェゴロツキー・テプロホド』工場]
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「ゲオルギー・ジーマ」
:2016年8月16日起工/2018年5月17日進水/2018年12月28日就役。バルト艦隊へ配備
「アレクサンドル・エヴラノフ」:2016年8月16日起工/2018年6月28日進水
「ウラジーミル・コジツキー」:2018年5月17日起工
「ボリス・スロボドニク」:2018年5月17日起工


プロジェクト23370G大型測量艇は、1番艇が2018年8月に起工されており、更に2隻の起工が計画されています。

[オレホヴォ・ズエヴォ『KAMPO』]
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「ミハイル・カザンスキー」
:2018年8月27日起工

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ベースとなったプロジェクト23370/23370M多機能救助艇は既に14隻が就役しています。
(北方艦隊1隻、太平洋艦隊1隻、バルト艦隊5隻、黒海艦隊3隻、カスピ小艦隊4隻)
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