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ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット"ソーブラジテルヌイ"と"ボイキー"は、バルト海でアメリカ海軍のミサイル駆逐艦グレーヴリーとポーターを監視する

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『タス通信』より
2019年1月21日16時34分配信
【ロシア海軍はバルト海へ入ったアメリカ合衆国の駆逐艦の同行へ向かった】
モスクワ、1月21日/タス通信

バルト艦隊コルベットは、バルト海へ入ったアメリカ合衆国駆逐艦「グレーヴリー」及び「ポーター」の同行へ向かった。
月曜日、ロシア連邦国防省国家防衛管理センターは報道機関へ伝えた。

「バルト艦隊の部隊は、バルト海南部へ入ったアメリカ合衆国海軍の誘導ロケット兵器駆逐艦グレーヴリー及びポーターの同行へ向かいました」
センターは話した。

明らかにされたように「アメリカの戦闘艦を監視する行動は、ロシア海軍のコルベット"ボイキー"及び"ソーブラジテルヌイ"が行なっています」

以前、黒海艦隊の部隊は、黒海へ入ったアメリカ合衆国海軍駆逐艦「ドナルド・クック」の追跡を開始した。
アメリカ艦の行動は、ロシア警備艦「プイトリーヴイ」により監視されている。



プロジェクト20380コルベットの2番艦「ソーブラジテルヌイ」(531)は、2003年5月20日に起工され、2010年3月31日に進水、2011年10月14日に就役しました。
[ロシア海軍の新型コルベット「ソーブラジテルヌイ」]
[ロシア海軍最新鋭コルベット「ソーブラジテルヌイ」]
就役後はバルト艦隊に配備され、2012年3月1日付のロシア海軍総司令官指令により親衛称号が授与され、同年7月29日に親衛海軍旗授与式典が開催されました。

プロジェクト20380コルベットの3番艦「ボイキー」(532)は2005年5月27日に起工され、2011年4月15日に進水し、2013年5月16日に就役し、バルト艦隊へ配備されました。
[コルベット「ボイキー」はロシア海軍へ就役した]


普段はバルト海でのみ行動している「ソーブラジテルヌイ」「ボイキー」ですが、2016年夏以降、他の同型艦と共に、度々北海(北大西洋)へ進出しています。

2016年6月、「ボイキー」は、同型艦「ストイーキー」(545、2014年7月27日就役)と共に北海へ進出しました。
(2016年6月中旬にバルチースクを出航し、7月5日に帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻は北海から戻ってきた]

2016年10月、「ボイキー」「ソーブラジテルヌイ」北大西洋へ進出しました。
(2016年10月初頭にバルチースクを出航し、10月22日に帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻は北大西洋から戻ってきた]

「ボイキー」「ソーブラジテルヌイ」は、2017年4月にも北大西洋へ進出しました。
(2017年4月7日にバルチースクを出航し、5月1日に帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻はバルチースクへ帰投した]

2017年6月には「ボイキー」と同型艦「ステレグーシチー」(550、2008年2月27日就役)が北海へ進出しています。
[ロシア海軍バルト艦隊の新鋭コルベット"ボイキー"と"ステレグーシチー"は北海での戦闘演習を終えてバルト海へ戻った]

「ソーブラジテルヌイ」「ボイキー」は、2017年10月14日から2018年1月14日まで地中海、アデン湾への遠距離航海を行ないました。
[ロシア海軍バルト艦隊の新鋭コルベットは地中海・アデン湾遠征を終えて帰投した]

2018年10月下旬~11月上旬、「ソーブラジテルヌイ」は、同型艦「ストイーキー」と共に北大西洋へ進出しました。
(2018年10月22日出航、11月13日帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット"ソーブラジテルヌイ"と"ストイーキー"は北大西洋遠征から戻ってきた]


そして2019年1月下旬、「ソーブラジテルヌイ」「ボイキー」は、バルト海へ入ったアメリカ海軍ミサイル駆逐艦DDG-107「グレーヴリー」(2010年11月20日就役)及びDDG-78「ポーター」(1999年3月20日就役)の監視任務に就きました。
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なお、黒海では、警備艦「プイトリーヴイ」アメリカ海軍のミサイル駆逐艦「ドナルド・クック」を監視しています。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは黒海でアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ドナルド・クックを監視する]
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