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新世代掃海艦イワン・アントノフはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された

2019年1月26日、プロジェクト12700「アレクサンドリト」海洋掃海艦の3番艦「イワン・アントノフ」はロシア連邦海軍へ就役しました。
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『タス通信』より
2019年1月26日19時55分配信
【ロシア海軍は最新の対機雷防衛艦「イワン・アントノフ」を受け取った】
カリーニングラード、1月26日/タス通信

最新のプロジェクト12700対機雷防衛艦「イワン・アントノフ」ロシア海軍へ引き渡された。
黒海艦隊クリミア海軍基地の一員として勤務へ就く事が待ち受けている艦への海軍旗の初掲揚式典は、土曜日にバルチースクバルト艦隊主要基地で開催された。
『タス通信』は同艦隊広報サービスより伝えられた。

「海洋掃海艦はロシア海軍へ加入しました。
新世代対機雷防衛艦イワン・アントノフの旗竿への聖アンドレイ旗の初掲揚式典は、バルチースク海軍基地第2係留埠頭のロシア海軍の象徴、創立者であるピョートル1世の記念碑の向かい側で開催されました」

広報サービスの代表は話した。

艦は、大祖国戦争に参加した高名なバルト艦隊の狙撃兵でソヴィエト連邦英雄イワン・アントノフ兵曹長に敬意を表して命名された。
バルチースクでは、バルト艦隊の専門技術者及び部隊が「イワン・アントノフ」の国家受領試験へ協力した。
それは2018年12月29日に完了し、国家委員会のメンバーが艦の受領証書へ署名した。
バルチースクで一連の任務を遂行した後、「イワン・アントノフ」黒海沿岸へ向かうと広報サービスは話したが、それが何時になるのかは明らかにしなかった。

[艦について]
2014年4月、ロシア連邦国防省は、海洋基地掃海艦「イワン・アントノフ」の建造契約へ署名した。
それは『中部ネヴァ川造船工場』で2017年1月25日に起工され、2018年4月25日に進水した。

プロジェクト12700対機雷防衛艦(掃海艦)は、ガラス繊維強化プラスチックの船体を有する。
この解決策の利点は、鋼鉄船体に比べ、より高い強度である。
一体型ガラス繊維強化プラスチック船体の就役期間は、磁性鋼鉄船体よりも長くなり、その船体重量は遥かに小さくなる。

プロジェクト12700艦の排水量は約900トン、全長60メートル以上、幅10メートル、速力16.5ノット、乗組員44名。
機雷へ対処する為、艦は様々なタイプの掃海具、更には遠隔操作自律無人水中装置を使用できる。

近い将来、海軍の為に数十隻から成るプロジェクト12700対機雷防衛艦のシリーズが建造される。
同プロジェクトのトップ艦「アレクサンドル・オブホフ」は2016年末に就役し、バルト艦隊の一員として成功裏に任務を遂行している。



[プロジェクト12700アレクサンドリト掃海艦]

プロジェクト12700掃海艦の3番艦の船体形成作業は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で2016年6月27日に始まりました。
[ロシア海軍の為の第3のプロジェクト12700掃海艦の建造が始まった]

2017年1月25日、3番艦は「イワン・アントノフ」と命名され、起工式典が開催されました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦イワン・アントノフはサンクトペテルブルクで起工された]

2018年4月25日、「イワン・アントノフ」は進水しました。

[ロシア海軍のアレクサンドリト級掃海艦3番艦イワン・アントノフは進水した]

進水後、造船所の岸壁で艤装工事が進められました。

2018年7月18日の「イワン・アントノフ」
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2018年8月11日の「イワン・アントノフ」
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当初、「イワン・アントノフ」は、2018年9月末までにロシアの内陸水路経由でサンクトペテルブルクから黒海へ回航される予定だったのですが、実行には移されませんでした。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型掃海艦イワン・アントノフは2018年9月に黒海へ回航される]

「イワン・アントノフ」は9月18日に造船所の岸壁を離れて出航し、ラドガ湖での航行試験を開始しました。
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ラドガ湖で試験中の「イワン・アントノフ」
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ラドガ湖での試験は10月初頭に完了し、10月8日には造船所の岸壁へ戻りました。
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11月1日に造船所の岸壁を離れ、今度はバルト海へ出航しました。


11月6日にバルト艦隊基地バルチースクへ到着しました。
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11月11日にバルチースクを出航し、バルト海での航行試験を開始しました。
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11月14日にバルチースクへ帰港しました。
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その後も洋上試験は続けられ、2018年12月29日に完了しました。

「イワン・アントノフ」(601)とプロジェクト12700の1番艦「アレクサンドル・オブホフ」(507)
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2019年1月26日、「イワン・アントノフ」は、正式な就役式典となる聖アンドレイ旗初掲揚式典を開催し、ロシア海軍へ就役しました。
[新型掃海艦イワン・アントノフは2019年1月26日にロシア海軍へ就役する]

「イワン・アントノフ」は、黒海艦隊クリミア海軍基地へ編入されます。
[ロシア海軍黒海艦隊のクリミア海軍基地は再編された]

クリミア海軍基地の指揮下には、第41ロケット艇旅団、第68水域保護艦旅団、第197揚陸艦旅団が在りますが、「イワン・アントノフ」は、第68水域保護艦旅団第418掃海艦大隊へ所属する事になるでしょう。


ロシア海軍新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」は、船体が一体成型のガラス繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。
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従来のソ連/ロシア海軍掃海艦は、外洋で活動する海洋掃海艦と、自軍基地周辺海域で活動する基地掃海艦が建造されていましたが、プロジェクト12700は、基地掃海艦海洋掃海艦を統合するものとなります。
(当初は基地掃海艦に分類されていたが、2016年に海洋掃海艦となった)

プロジェクト12700の1番艦「アレクサンドル・オブホフ」は、2011年9月22日にサンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』で起工され、2014年6月27日に進水し、2016年12月9日に就役しました。
[新世代掃海艦プロジェクト12700の1番艦アレクサンドル・オブホフはロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ編入された]

プロジェクト12700の2番艦「ゲオルギー・クルバトフ」は、2015年4月24日に起工され、2016年5月下旬までにガラス繊維強化プラスチックの船体の形成は完了しました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフは起工された]
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフの船体が形成される]

その後、艦内へ各種機器を設置する為、船体周辺に足場が組まれましたが、2016年6月7日夜に火災が発生しました。
[ロシア海軍の為に建造中の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフで火災が発生した]
この為、「ゲオルギー・クルバトフ」の進水と就役は延期される事になり、3番艦「イワン・アントノフ」が先に就役しました。

プロジェクト12700の4番艦「ウラジーミル・イェメリヤノフ」は2017年4月20日に起工されています。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ウラジーミル・イェメリヤノフはサンクトペテルブルクで起工された]

プロジェクト12700の5番艦「ヤーコフ・バリャーエフ」は2017年12月26日に起工されました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ヤーコフ・バリャーエフはサンクトペテルブルクで起工された]

プロジェクト12700の6番艦「ピョートル・イリイチョーフ」は2018年7月25日に起工されました。
[ロシア海軍の為のアレクサンドリト級掃海艦6番艦ピョートル・イリイチョーフは起工された]

2019年に起工される7番艦は、2017年5月に死去した元ロシア海軍中将アナトーリー・シレモフ氏の名前が付けられるようです。

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現在までにプロジェクト12700対機雷防衛艦は、サンクトペテルブルク『中部ネヴァ川造船工場』でのみ建造されていますが、今後は極東方面でも建造されます。
[ロシア海軍の為のプロジェクト12700対機雷防衛艦(掃海艦)は極東(コムソモリスク・ナ・アムーレ)でも建造される]
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