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ロシア海軍太平洋艦隊へ近代化改修された高空迎撃戦闘機MiG-31BMが配備された

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『タス通信』より
2019年2月20日9時45分配信
【2機の迎撃戦闘機MiG-31BMが太平洋艦隊航空隊へ補充された】
タス通信、2月20日

2機の高空迎撃戦闘機MiG-31BMは近代化の後に太平洋艦隊海上航空隊へ補充された。
水曜日、太平洋艦隊の公式代理人ニコライ・ヴォスクレセンスキーは発表した。

「本日、太平洋艦隊海上航空隊飛行場エリゾヴォへ、修理及び近代化を終えた2機の高空迎撃戦闘機MiG-31BMが復帰し、混成航空連隊へ加わりました。
工場での近代化を伴う修理中、航空機の航空電子機器及び電波電子システムは更新され、迎撃機の戦術特性は向上し、戦闘能力は向上しました」
ヴォスクレセンスキー
は伝えた。

迎撃戦闘機のペアは、7000km以上の距離を飛行して勤務に就く場所へ戻ってきた。
計画では、今年末までに太平洋艦隊海上航空隊へ、更に数機の近代化された戦闘機MiG-31BMが増強される。



[高空迎撃戦闘機MiG-31(ロシア太平洋艦隊)]
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カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場には、太平洋艦隊海軍航空隊迎撃戦闘機MiG-31(第865独立戦闘機航空連隊)が駐留しています。

エリゾヴォ基地
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エリゾヴォ基地MiG-31
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このMiG-31は、元々はロシア防空軍に所属していたのですが、防空軍空軍と合併した後の1998年7月1日に海軍航空隊へ移管されました。
(第865独立戦闘機航空連隊は1989年にSu-15からMiG-31へ機種改編)

現在は、約30機のMiG-31が配備されています。




現在、ロシア航空宇宙軍MiG-31は、電子機器を換装し、対地/対艦ミサイルの運用能力を付与するMiG-31BMへの近代化改修を行なっています。

太平洋艦隊海軍航空隊所属のMiG-31MiG-31BMへ改修される事になり、2月20日に最初の2機がカムチャツカエリゾヴォ飛行場へ到着しました。
今年中には更に数機が近代化改修を終えてエリゾヴォへ到着するようです。
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