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ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフとアドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で対潜演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2019年2月27日4時22分配信
【ウラジオストクで沿海地方多種戦力小艦隊の艦の泊地対潜演習が実施された】

本日、太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」「アドミラル・ヴィノグラードフ」は泊地対潜演習を実施し、その中で音響及び非音響手段を使用する仮想敵潜水艦の捜索に関する乗組員の行動へ取り組んだ。

演習の筋書きの下で、ピョートル大帝湾の投錨停泊地点に居る大型対潜艦は対潜巡視を行なった。
戦闘訓練射爆場の1つで、絶えず潜望鏡を出している潜水艦を視認したとの情報を受け取った事により、対潜艦グループへ指定海域で潜水艦の捜索を行なう任務が与えられた。

仮想敵側からは沿海地方潜水艦連合部隊ディーゼル潜水艦が出動した。
その探知の為、艦の水面下の水中音響ステーションが関わった。
捜索には、艦上対潜ヘリコプターKa-27PLが参加した。
潜水艦との接触を確立した後、対潜任務遂行の実地段階へ着手した。



ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(1991年12月15日就役)は、2018年10月1日から2019年1月24日まで東南アジアへの遠距離航海へ参加しました。
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[ロシア太平洋艦隊東南アジア遠征(2018年10月-2019年1月)]

大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(1989年5月1日就役)は、2018年9月11日から17日までロシア極東部で実施された戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加しました。
(「アドミラル・パンテレーエフ」も参加)
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍太平洋艦隊の大型水上艦はオホーツク海で演習を行なった]
[戦略演習『ヴォストーク-2018』へ参加するロシア海軍歩兵部隊は沿海地方で上陸演習を行なった]

その後、2018年12月からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』のドックへ入渠し、整備を行なっていました。
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そして2019年2月27日、「アドミラル・パンテレーエフ」「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、ピョートル大帝湾潜水艦の捜索・探知訓練を実施しました。

「敵役」は、ウラジオストク南部のウリス湾に駐留する第19潜水艦旅団所属のプロジェクト877潜水艦の1隻が務めました。
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